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「シンデレラを大切に育てました」ネタバレ10話!あらすじ・感想を紹介!童話世界を再認識

ピッコマ独占配信の人気コミック「シンデレラを大切に育てました」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「シンデレラを大切に育てました10話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回のあらすじ

前回は、ミルドレッドに案内されて屋根裏の小部屋に着いたウィルフォード男爵が、そこに飾ってある古風な絵画の鑑定を始めました。

その最中、ひょんなことからハンチング帽の青年の話題になり、彼を娘たちの友達にしたいと考えていたミルドレッドは彼の素性を男爵にしつこく尋ねます。

そんな彼女の反応を見たウィルフォード男爵は、彼に気があるのではと勘違いして嫉妬心を燃やし始めました。

その数週間後、兄のゲリに連れられて王宮のパーティーに参加したミルドレッドは、招待客として訪れていたウィルフォード男爵と再会します。

ミルドレッド・ウィルフォード男爵・ゲリの3人がのんきに談笑する中、将来アシュリーの義母となるであろう王妃が会場に姿を現しました。

シンデレラを大切に育てました10話のあらすじネタバレ

7年ぶりの舞踏

会場にやって来た王妃は、力強い足取りでホールの高台に上ります。

花柄のヘアピンで結ったブロンドヘアーとターコイズブルーの瞳。
整った顔立ちと凛としたたたずまいには、皇族ならではの威厳が満ち溢れていました。

王妃の登場にあわせ、ホール内に美麗なBGMが流れ出します。

パーティーの参加者達が続々とパートナーを組み、フロアの上で華麗な社交ダンスを舞い始めました。

その頃、室内の隅っこに立っていたミルドレッドは、二人の男性からダンスのパートナーを求められて困惑の表情を浮かべていました。

一人は、でっぷり肥えた実の兄・ゲリ。
そしてもう一人は、美形のウィルフォード男爵。

どちらと踊るべきか一目瞭然な状況の中、「別にお兄様と踊りたくないわけじゃないんですよ」とわざとらしく前置きしたミルドレッドが、最後に踊ったのはもう7年も前の事なので上手に踊れる自信がないとつぶやきます。

「私は一向に気にしません 夫人さえ良ければ、ぜひお相手をお願いいたします」

ウィルフォード男爵が右手を自分の胸に当て、うやうやしくお辞儀しました。

すると、ムッとした表情のゲリが二人の間に割り込み、「最初に踊るのは俺の役目だ」と言って半ば強引にミルドレッドの手を取りました。

貴族の社交パーティーの場では、夫や婚約者といった関係の相手より、兄弟などの近親者の異性と踊るのがマナーとされています。

気怠そうに溜め息をついたミルドレッドは仕方なく兄の手を握り返し、ゆっくりとダンスフロアに出ました。

童話の残酷な真実

華麗な舞踏曲が流れるフロアでは、高級ドレスで着飾った大勢の美女たちが楽しそうにダンスを踊っています。

ミルドレッドは彼女たちの姿を眺めながら、1か月後に3人の娘たちが体験するであろうデビュタントの光景を想像していました。

三女アシュリーは生まれながらの美女であり、ただ立っているだけでも多くの貴族達が彼女に心を奪われ、ダンスのパートナーになろうと誘いの手を差し伸べるはずです。

けれども、長女アイリスと次女リリーは彼女とは違います。

顔つきは最初の夫のリベラ男爵に似てお世辞にも美人とは言い難く、お金持ちの家柄の令嬢というわけでもありません。

親しい異性の家族や友達もいない彼女たちは、きっと誰にも相手にされることなく社交ダンスの時間を一人で過ごすことになるでしょう。

デビュタントという華やかなブランドに騙された10代の少女たちが、ダンスフロアの端っこで作り笑いを浮かべながら、永遠に来ない殿方を待って立ち尽くしている。

あまりにも残酷な光景を想像しただけで、ミルドレッドは胸が引き裂かれそうになるほどの悲しみと怒りを覚えずにいられませんでした。

心優しいシンデレラが舞踏会で王子様と結ばれたのは、単に彼女の容姿が美しかったからに過ぎない……。
だったら、美しくない少女たちはどうすればいいっていうの……?

ミルドレッドにとってはアイリスもリリーも大切な家族の一員であり、絶望感に打ちのめされた彼女たちが嘆き悲しむ展開はとても受け入れられる話ではありません。

この世界に転生して娘を持つ母親の身となった主人公は、夢と希望を謳った童話が虚飾に彩られた偽善の世界であることを痛切に思い知らされていました。

ゲリの懸念

ミルドレッドがうつむきながら社交ダンスを踊っていると、彼女の耳元に顔を近づけたゲリが「ウィルフォード男爵と仲良くしないように言ったじゃないか」と耳打ちしてきました。

別に仲良くしているわけではないと反論すると、なおもゲリは周りの貴族達に聞かれないような小声で、「このパーティーで会う約束をしてたんじゃないのか?」と問い詰めてきます。

「もし私が誰かと会うつもりなら、こんなに人の多い所ではなくもっと静かな場所を選びます 特に『邪魔者』のいない場所を」

ミルドレッドが皮肉で返してやっても、ゲリは真剣な表情のまま「本当に二人はここで会う約束をしたわけじゃないんだな?」と念押ししてきました。

ゲリは社交ダンスを続けながら、さっき飲み物を取りに行った時に他の貴族達がウィルフォード男爵のことで噂話をしていたのを偶然耳にしたと語り出します。

彼らの話によれば、男爵がこの王宮のパーティーに参加するのは今年が初めてとのこと。

めったに社交界の場に姿を見せない彼が突然やって来たため、一体誰との交流が目的なのかみんな気になって仕方がないそうです。

ミルドレッドがチラリと視線を部屋の片隅に向けると、穏やかな表情でこちらを見つめているウィルフォード男爵の周りにたくさんの貴族たちが群がっていました。

しかし、独特の雰囲気を醸し出している男爵に気安く話しかけられる者はおらず、みんな固唾をのんで彼の動向をうかがう事しか出来ないようでした。

ちょうどその時、ウィルフォード男爵の方に意識を向けていたミルドレッドが、ハイヒールの先端でゲリの足をうっかり踏んづけてしまいます。

「あっ、ごめんなさい だから言ったじゃないですか 踊るのは久し振りだって」

ミルドレッドは「わざとではない」と強調しながら懸命に謝りましたが、まともに足を踏まれてしまったゲリは苦痛に顔を歪め、ダンスフロアから退場せざるを得ませんでした。

社交ダンスは私と

すると、ゲリと入れ替わるようにして入場してきたウィルフォード男爵がミルドレッドの傍に歩み寄り、ゆっくりと左手を差し伸べました。

「もう一度言いますが……私が最後に踊ったのは7年前ですよ」

ミルドレッドがおずおずとその手を取ると、男爵は不敵な笑みを浮かべながら、「さっきの踊りで更新されたんじゃないですか?」と冗談を言いました。

ダンスの最中にパートナーである兄の足を踏むという醜態を晒してしまったミルドレッドは、「私の踊りを見てなかったんですか?」と苦笑いを浮かべます。

「もちろん見てましたよ 見ていたから言ってるんです」

男爵はミルドレッドと向かい合い、曲に合わせて華麗にステップを踏みます。

近くにいる他のダンスペアを巧みにかわしながら相方をリードする男爵。

しかも、足がもつれたミルドレッドがまたもやうっかりパートナーの足を踏んでしまっても、彼は一切痛がる素振りを見せず、にこやかに社交ダンスを続けます。

ゲリとは比較にならないほどの気品とダンスの上手さに、ミルドレッドは感心させられっぱなしでした。

再燃するジェラシー

ミルドレッドは優雅に社交ダンスを舞いながら、例のハンチング帽の青年とは家族ぐるみの付き合いをしているのかと尋ねました。

男爵は穏やかな表情で「はい」と答え、彼も自分と同じ貴族の人間だと答えます。

それなら、彼はアイリスとリリーの社交ダンスのパートナーになってくれるかもしれないわ……!

そう思い付いたミルドレッドは表情を明るくし、あの青年はすでに社交界デビューを済ませたのかと聞いてみました。

すると、さっきまでにこやかだった男爵の顔が急に険しくなり、ダンスのステップをやめてしまいました。

「夫人は……彼に異性としての興味は無いはずでは?」

ミルドレッドは妙なことを言い出す男爵に対し、異性として興味が無くても他の意味で興味を持ってはいけないわけではないはずだと反論しました。

舞踏曲の演奏が終わり、ホール内に拍手が巻き起こります。

大勢のダンスペアが互いにお辞儀をして晴れやかな表情を浮かべている中、ミルドレッド・ウィルフォード男爵ペアだけは剣呑な雰囲気を醸し出していました。

そしてミルドレッドは、どうして彼が怒ったような表情で自分を見つめているのか理解できずにいました。

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10話を読んだ感想

今回はいろいろな事を考えさせられるシリアスなエピソードでしたね。

パーティー会場で王妃の姿を見て、ここがシンデレラの童話の世界であることを再認識したミルドレッド。

シンデレラであるアシュリーは王子との結婚が内定していますが、彼女をいじめていた悪役の長女アイリスと次女リリーは不幸なまま人生を終えてしまうキャラクターです。

主人公の転生によってアシュリーがいじめられる未来は改善されたとはいえ、それによってアイリスとリリーの容姿が美しくなるわけではありません。

美形のアシュリーが男たちからチヤホヤされ、そうでないアイリスとリリーが冷遇されている光景を想像すると、不公平な世の中の縮図のように感じました。

アイリスもリリーもアシュリーも、みんなバンス家の中で一生懸命頑張って生きている素敵なお嬢さん達です。

しかし、貴族連中はそんな事などお構いなしに、外見という才能だけで女性の価値を決めてしまいます。

努力など何の意味もなさない不平等社会の理不尽さは、人種・年齢・性別等による差別がまかり通っている現代にも通じる悲劇のよう感じました。

「選ばれた者」と「選ばれなかった者」を生み出す競争社会は常に、無残な被害者を量産し続けます。

あらためてよく考えてみると、勝ち組の生き様だけを賞賛するシンデレラは実に残酷で生々しい物語ですね。

もしも運命を変えられるのなら、アイリスやリリーもシンデレラに負けないほど素敵な男性を見つけて幸せになってほしいものです。

ミルドレッドはその第一候補としてハンチング帽の青年に目を付けたようですが、相変わらずウィルフォード男爵は彼に関心を示そうとするミルドレッドに嫉妬心を剥き出しにしています。

彼が今回の王宮のパーティーに参加したのも、おそらくミルドレッドに会うためでしょう。

異常に独占欲が強くてストーカー気質の彼の行動を見ていると、男爵のことがだんだん怖くなってきました。

はたして、ミルドレッドはウィルフォード男爵の誤解を無事に解けるのでしょうか?

第11話の展開が楽しみです。

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シンデレラを大切に育てました10話!まとめ

こちらでは10話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

シンデレラを大切に育てました10話のまとめ
  • 貴族の社交パーティーの場では、夫や婚約者といった関係の相手より、兄弟などの近親者の異性と踊るのがマナー。気怠そうに溜め息をついたミルドレッドは仕方なく兄の手を握り返し、ゆっくりとダンスフロアに出る。
  • この世界に転生して娘を持つ母親の身となった主人公は、夢と希望を謳った童話が虚飾に彩られた偽善の世界であることを痛切に思い知らされていた。
  • 大勢のダンスペアが互いにお辞儀をして晴れやかな表情を浮かべている中、ミルドレッド・ウィルフォード男爵ペアだけは剣呑な雰囲気を醸し出していた。