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「シンデレラを大切に育てました」ネタバレ41話!あらすじ・感想を紹介!満たされるぬくもり

ピッコマ独占配信の人気コミック「シンデレラを大切に育てました」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「シンデレラを大切に育てました41話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回のあらすじ

前回は、アイリスを寝かしつけたミルドレッドがリリーの部屋を訪れ、どうにか問題が片付いた事を報告しました。

リリーは優れた観察眼で一連の経緯を全て見抜いていて、完璧主義者のアイリスはもっと肩の力を抜いて生活すべきだと持論を述べます。

母から自分の人生観を尋ねられたリリーは、出来ることなら面倒な社交パーティーには参加せず、ずっと好きな絵を描いて暮らしていきたいと告白。

この前ウィルフォードに頼んだお願い事も大した用件ではないと言い、時期が来たら詳細を説明すると話すに留まりました。

その数日後、くだんのウィルフォードがバンス家の邸を訪れ、カイルの作品が他に残っていないか確かめるためにミルドレッドと共に物置内の整理作業を始めます。

その傍ら、雑談中に仮面舞踏会の話題になると、どちらが先に相手の仮装を見破れるか賭けをしないかとウィルフォードが言い出しました。

もしも自分が勝ったら、ミルドレッドに妖精の泉の料理をごちそうすると誓うウィルフォード。

彼の提案を聞いたミルドレッドは、ウィルフォードが自分に気づくまで待っているだけで美味しい料理を食べられるなら悪い話ではないと思い、期待に胸を躍らせました。

シンデレラを大切に育てました41話のあらすじネタバレ

謎の金髪紳士

今日は仮面舞踏会当日。
会場である王城には、色とりどりのオシャレな仮面を付けた貴族達の姿がありました。

ミルドレッド達バンス家の4人が仮装してフロアを歩いていると、周囲の貴族達の話し声が聞こえてきます。

社交シーズン2回目のパーティーだというのに、こんなタイミングで仮面舞踏会が開催されるのは極めて異例だと訝しがる貴族達。

デビュタントを終えたばかりの若人にとって、社交シーズン前半は顔なじみの仲間を作る大切な期間なので、今の時期に仮面舞踏会が行われるのは通常ありえない事なのです。

貴族達が言うには、今回の仮面舞踏会は王子直々の発案とのこと。

仮面で顔を隠せば、その人間の本質が態度や姿勢などに表れるため、令嬢達の人柄を正確に知る上でうってつけだと言うのです。

その噂話をさり気なく盗み聞きしていたミルドレッドは、王子の知性に感謝せずにいられませんでした。

アイリスやリリーは普段からとても姿勢が良いため、傍目には高貴な家柄の令嬢のように見えるのです。

これなら彼女達にも素敵な殿方と出会えるチャンスがあるかもしれない。

ひそかに喜びを噛みしめるミルドレッドでしたが、内気なアシュリーだけがひどい猫背になっている事に気づき、思わず苦笑いを浮かべてしまいます。

彼女の姿勢を注意しようとした時、ミルドレッドの前方を一人の金髪の男性が横切りました。

仮面を付けているため素顔は分からないものの、まるでどこかで会った事があるような懐かしさを感じさせる雰囲気。

人混みの中に消えていく彼の背中をジッと見つめていたミルドレッドは、奇妙な既視感を覚えて困惑してしまいます。

対照的な姉妹

「お母さん、どうかしましたか?」

アシュリーに声をかけられたミルドレッドは我に返り、今は娘たちの事に集中しなければと自分に言い聞かせました。

「アシュリー、出来るだけ姿勢を意識してみて アイリスを見てご覧なさい あの子のようにしっかり胸を張って立つのよ」

継母に背中を押されたアシュリーは、すぐさま猫背を伸ばしてその場に直立します。

母親に注意されなくても毅然とした態度をとれるアイリスは、親の贔屓目を抜きにしても本当に立派な令嬢だとミルドレッドは感心していました。

頭の回転が早く、真面目で気が利く。
乗馬もこなせるほど器用で、非常に博識。

こんなにも完璧な子が、他の令嬢より少し容姿が劣るという理由だけで殿方から見向きもされないなんて、あまりにもひどい話です。

それに引き替え、何をやらせても不器用なアシュリーは、抜群の容姿で引く手あまた。

対照的な姉妹の姿を眺めていたミルドレッドは、貴族社会の理不尽さにあらためて強い怒りを覚えずにいられませんでした。

シンデレラの未来

ちょうどその時、皇帝陛下夫妻と王子の3名が会場に姿を現します。

高貴な金髪をなびかせている王子は、騎士の仮面越しに場内を注意深く観察しながらレッドカーペット上を歩いていました。

ミルドレッドは彼らの姿を確認すると、王子の仮面をしっかり覚えておくようアシュリーに耳打ちします。

「どうしてですか?」

「ん?それは……」

貴女がシンデレラだからよ……と言いかけたミルドレッドは、とっさに口をつぐみました。

童話の中では、シンデレラは王子様と結ばれる運命。

けれども、物語の筋書きをバラせば彼女に余計なプレッシャーを与えかねないため、今は黙っておいた方が賢明だと判断したのです。

そうこうしているうちに、皇帝陛下夫妻と王子が会場の奥に姿を消してしまいました。

きっと後でまた仮面を付けて戻ってくるはず。

その時こそ、アシュリーが運命の王子様とお近づきになれるチャンスだ、とミルドレッドはひそかに考えていました。

長女の役割

皇帝陛下夫妻と王子らが去って行った後、会場内に優雅な舞踏曲が流れ始めます。

仮装したまま、各々のパートナーと社交ダンスを楽しむ大勢の参加者たち。

フロアの端に立っていたアイリスがその光景をぼんやり眺めていると、一人の貴族男性が彼女に声をかけてきました。

「その衣装はベラですね?なんと美しい妖精なのでしょう 先程からずっと貴女を見ていました」

漆黒の仮面を付けた男性はうやうやしくお辞儀し、自分のダンスパートナーになってくれないかとアイリスに尋ねてきます。

この状況を冷めた目で客観視していたアイリスは、心の中で自分の「立場」について考えていました。

美しくもなく、裕福な家柄でもなく、貴族令嬢としての教育を受けた事以外に誇れるものは何一つ持ち合わせていない自分。

母にこれ以上負担をかけないために、母子家庭の長女である自分は早くお金持ちの男性と結婚して妹たちの面倒をみなければならない。

そんな境遇の自分にとって、妖精ベラはまさに分身のような存在だとアイリスは思っていました。

黄金の妖精ベラは、願い事を叶えてくれるという伝説の女神。
英雄ゼダを支え、この国を興した存在だと語り継がれています。

自分が幸せになるのではなく、他人を幸せにする事のみがベラの存在意義。

運命の王子様からの献身的な愛なんて、最初から期待してはいけない……。

無言のまま突っ立っていたアイリスは、静かに腕を伸ばして心の通わぬ紳士の手を取ろうとしました。

温かい右手

その時、二人の間に突然一人の青年が割り込んできます。

「失礼 こちらのレディーには私との先約があるんです」

英雄ゼダの仮面を付けた青年は、二人の手を遮って紳士と対峙しました。

いきなり予想外の状況に直面したアイリスは、呆然としたまま青年の特徴を観察します。

爽やかな茶髪、澄んだ青い瞳、ハスキーな声……。

少し考えただけで、その青年の正体がリアンだと気づきました。

「それは本当ですか?」

「……はい」

仮面紳士から訝しげに尋ねられたアイリスは、とっさにリアンの話に合わせてダンスパートナーの申し出を断りました。

互いに手を取り合い、その場から逃げるようにしてフロアの隅に移動するアイリスとリアン。

静かな場所で二人きりになったアイリスは、どういうつもりなのかとリアンに詰め寄ります。

「おいおい、忘れたのか?」

ゼダの仮面を外したリアンは眉をひそめ、「今度のパーティーでは俺と最初に踊るって約束したじゃないか」と答えます。

会話の中で社交辞令として何気なく口にしただけの言葉を、真剣に覚えていてくれたリアン。

その男気に感動したアイリスは、彼の顔を見つめたまま言葉を失ってしまいました。

「……どうしてもって言うなら考えてあげてもいいけど」

頬を紅潮させたアイリスが、スネたように視線を逸らしながら小声でつぶやきます。

「アイリス嬢 私と一曲お相手願えませんか?」

再びゼダの仮面を付け、うやうやしくお辞儀しながら右手を差し出すリアン。

アイリスは嬉しそうにはにかむと、自分の手を静かに彼の手に重ねました。

「もちろんです」

手を取り合いながら、再びダンスフロアに戻る笑顔の二人。

手袋越しでも、心が満たされるようなリアンの右手のぬくもりがアイリスに伝わってきました。

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41話を読んだ感想

今回は読んでいてとてもホッとするエピソードでしたね。

仮面舞踏会当日を迎え、仮装して王城に向かうバンス家の4人。

デビュタントの時のように衣服が焼け焦げる事故は起きずに済んだようですが、パーティーに臨むアイリスの悲壮なモノローグがあまりにも切なくて胸が張り裂けそうになりました。

シンデレラとして生まれ、幸せな未来が最初から保証されているアシュリーと違い、アイリスは所詮この世界の脇役。

金持ちの令嬢でもなければ、容姿が秀でているわけでもなく、至極凡庸な女性に過ぎません。

母や妹たちを守るために心の通わない裕福な男性と結婚しようとする彼女の決意は、貴族社会の残酷さを象徴しているように感じました。

この前リリーはアイリスの事を「欲深い完璧主義者」と評論していましたが、きっとそれは彼女の誤解です。

バンス家の長女として自分の立ち位置を冷静に客観視しているがゆえに、アイリスの鬼気迫る言動はリリーにとって理解し難いものとして映ってしまうのでしょう。

そんなアイリスに差し出されたリアンの右手は、孤独な世界に閉ざされた彼女の凍った心を溶かす優しさに満ち溢れていて、思わず泣きそうになりました。

ウィルフォードにからかわれる事の多いリアンですが、王子としても一人の男としても立派に成長していて好感を持てます。

社交ダンスに臨む二人の明るい笑顔を見て、全てが救われたような気がしました。

はたして、アイリスとリアンのじれったい恋は無事に実るのでしょうか?

第42話以降の展開も見逃せませんね!

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シンデレラを大切に育てました41話!まとめ

こちらでは41話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

シンデレラを大切に育てました41話のまとめ
  • ミルドレッド達バンス家の4人が仮装してフロアを歩いていると、周囲の貴族達の話し声が聞こえてくる。社交シーズン2回目のパーティーだというのに、こんなタイミングで仮面舞踏会が開催されるのは極めて異例だと訝しがる貴族達。
  • 仮装したまま、各々のパートナーと社交ダンスを楽しむ大勢の参加者たち。フロアの端に立っていたアイリスがその光景をぼんやり眺めていると、一人の貴族男性が彼女に声をかけてきた。
  • 手を取り合いながら、再びダンスフロアに戻る笑顔のリアンとアイリス。手袋越しでも、心が満たされるようなリアンの右手のぬくもりがアイリスに伝わってくるのだった。