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「復讐の皇后」51話あらすじ・ネタバレ・プレゼント?

『復讐の皇后』の第51話のあらすじと感想を紹介します。

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前話のあらすじ

夜更けに、泉のほとりの庭園で、再び出会ってしまった皇帝と皇后。

暗闇が表情を隠す中、皇帝は発作の原因、自らの罪を静かに語るのです。

廃皇后・アリサは、裕福で優しいだけの一般人として知られ、そのことが彼女の心を蝕んでいきました。

そして、現皇帝・ルシオが15歳になる日、悲劇は起こったのです。

復讐の皇后51話あらすじ・ネタバレ

淡い期待

鞭の後を袖で隠しながら、それでも幼い皇太子・ルシオは、呼んでいるという皇后・アリサの元へ、少し浮かれた気分で向かいます。

今日は15歳の誕生日、もしかしたら、プレゼントが貰えるかもしれません。

皇后と皇太子として、お互いに形式的な挨拶を交わすと、皇后は良い天気だと空に目を向けます。

天には曇り空が立ち込めていて、ザアアッと雨の降る音を聞こえます。

戸惑いながらも皇太子は、爽やかな日ですねと返します。

すると皇后は微かに笑って、皇太子に向かって手を差し伸べます。

誕生日の貴方にプレゼントを用意しているから、一緒に行きましょう、と。

皇太子は、これ以上ないくらいに、舞い上がっていました。

皇后が誕生日を覚えてくれていたことも、手を差し伸べてくれたことも、握った手のひらも、プレゼントも。

その全てが、初めてのことだったのです。

プレゼントの中身は気になりましたが、質問を重ねれば、機嫌を損ねてしまうかもしれません。

ワクワクハラハラドキドキしながら、皇后に手を引かれて、庭園へと辿り着きました。

プレゼント?

今にも降り出しそうな空の下、そこに頭からスッポリと白い布を被った人のようなものが、自分たちに背を向けて座っていました。

皇后は、彼女が皇太子へのプレゼントだと話します。

貴方に命を奪って欲しくて、用意した人間だ、と。

皇太子は、言われた意味が分かりませんでした。

皇后の方を見上げれば、彼女はまるで取り憑かれたような、本心のわからない目で彼を見下ろしていました。

その頃にはきっともう、狂っていたのでしょう。

そして、お願いを聞いてくれたら母はとても嬉しい、と酷く純粋な目で、優雅に微笑んで見せるのです。

それは皇太子に向けられたことのない微笑み、自分の父親である皇帝にだけ向けられてきた愛らしい微笑み。

けれど幾ら母親のためといっても、理由もなく誰かの命を奪うだなんて。

豹変する

幼い皇太子には答えが出せず、ついポロリと反論めいた言葉が、口から零れ落ちてしまいます。

その途端、皇后の雰囲気が一変します。

言うことを聞けないの、何て悪い子なの、と零される言葉に、皇太子の頭を過ったのは、皇后から呼ばれた時に思ったこと。

今日はプレゼントが貰えるかもしれない。

鞭で打たれる代わりに。

そこからは、皇太子の言葉も叫び声も、その一切が、皇后へ届くことはありませんでした。

鞭で手のひらで、頭からつま先までを余すとこなく打ちつける音が、庭園に響きます。

髪の毛を掴まれ、打ち据えられ、いつ止むとも知れない殴打の中、心には無力感と罪悪感が刻まれていきます。

あまりの惨たらしさに、傍に控える侍女たちは、直視することもできません。

かといって、皇帝の次に権力を持つ皇后を止めることもできず、出来ることと言えば、目を逸らしつむり、耳を塞ぐだけ。

皇太子のためにと用意された、白い布を被ったその人も、背後から聞こえる惨状が聞こえているのでしょう。

その肩は、ブルブルと細かに震えていました。

所在

皇后の豹変は、今に始まったことではありませんでした。

確かな始まりは覚えていませんが、それは酷く幼い頃から、そして彼女の怒りが過ぎ去るまで、止むことはないのです。

倒れ込む芝生の感触、血にも似た真っ赤な花が咲いています。

余すことなく全身を打ち付けられ、血を吐き手首を踏みつけられながら、15歳の少年は救いを乞います。

唯一の希望は、前回は死ななかった、ということだけ。

今回こそはついに死んでしまうのではないかと、死の恐怖と隣り合わせの中で、力と声を振り絞って、母親に縋ります。

返される言葉は、いつも決まっているのです。

一体誰に似てそんなにも浅はかで愚かしいのか、と。

自分を打ち据える際に必ず繰り返される言葉「誰に似たの」。

薄々と感じていて、けれど気付きたくなくて、だからいつまでも疑問だけがグルグルと渦巻いていました。

父親はこの国の皇帝で、母親は今目の前で自分に手を挙げている人のはず。

その日に限って、いつまでもいつまでも、暴力の嵐は止む気配を見せませんでした。

全身の痛みに、悲鳴をあげる心に、耐えられそうなくなった少年に、悪魔が囁きかけるのです。

皇后が望む通りにすれば、叩かれなくなるかも知れない、と。

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復讐の皇后51話を読んだ感想

怪しくなって参りましたね。

廃皇后、皇帝の実母ではないと考えて良いのかもしれません。

となるとやはり、11話で微かに映った黒髪の女性が、皇帝の実母……?

しかし、先代皇帝は、廃皇后・アリサが廃位されてから、皇后は取っていません。

ということは、廃皇后が先代皇帝にとって2番目のお妃様で、現皇帝は1番目のお妃様の息子……?

けれど、赤子のルシオを、廃皇后が抱いている描写があるのですよね。

皇后の忘れ形見を後妻さんが抱いている、にしては、後妻さんが来るのが早すぎると思うのです。

名門公爵家の令嬢が、先代皇帝の愛人をしていたとも考えづらいと思いますし……。

身篭れない廃皇后と皇帝の愛人の子ども、だと、第11回に映った女性の肖像画が、皇室部にあることが謎な気が致します。

少なくとも第11回に映った女性は、皇宮に肖像画が飾られるくらいには、敬愛、賞賛される存在なのかと思います。

先代皇后であるはずのアリサの肖像画は、廃皇后故か、皇室部の描写には映りませんでしたし。

うーん、まだよく分かりませんねえ。

ただ、少年皇帝の罪を更に重くするならば、親殺しが大罪かなと思います。

いくら廃皇后、皇后の位置についていても、皇太子の実母を殺めることはできないと思いますけれど。

だからこそ、アリサが皇后ながら廃位され、斬首刑に処されたと考えれば、辻褄は合います。

皇太子に、実の母親を殺めるなんて大罪を犯させたのなら。

皇太子を虐待していた、皇太子に人を殺める罪を犯させた、でも、「廃皇后」の名を貰うに充分な罪だとは思いますけれど。

そしてアリサは、いつも敵意を剥き出しにしていた訳ではないみたいですね。
タチの悪い。

少年皇帝が、彼女からの呼び出しに、彼女から伸ばされる手に、怯えなかった理由が垣間見えた気が致します。

えーーー、それでも流石に廃皇后が、誕生日プレゼントに、息子に生贄を渡すほどぶっ飛んでいるとは、予想外過ぎます。

ここまで壊れた本性を廃皇后は、よく先代皇帝の前では隠し切って見せたものですね。

その演技力はローズを彷彿とさせますが、ローズほど、図太くて根性があって頭の切れる印象はありません。

だからおそらく廃皇后も、心を壊してしまった被害者では、あるのかもしれませんが……同情の余地は、最早ない。

廃皇后が更にタチが悪かったのは、命令をしなかったこと、でしょうね。

暴力によって追い込まれたからとはいえ、少年皇帝は、自ら罪を犯すことを選んだのです。

正確には、選ばさられた、のですけれど、皇帝となってからの勤勉さから垣間見える、彼の真面目さを見るに。

自分は被害者ではなく、加害者であるという意識が、植え付けられてしまったことでしょう。

話は逸れますが、少年皇帝に付き従う侍女の中に、灰色の髪のまとめ髪の女性がいます。

彼女は、皇帝となった彼の傍に常に控える、あの年輩の侍女の若い姿でしょう(白髪故の灰色ではなく、生来の髪色なんですね)。

随分と幼い頃から、彼のことを見守っているようです。

そして、これは考えすぎな気も致しますが、侍女の中に黒髪のまとめ髪の女性がいます。

彼女の髪のまとめ方が、現皇后の侍女・ミルヤを彷彿とさせて。

まさか、ミルヤの母親だったり?、なんて考えさせられるくらい、この作品は細かな描写が丁寧で、その点は面白かったです。

復讐の皇后51話まとめ

こちらでは51話の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

復讐の皇后51話まとめ
  • 皇后は、誕生日プレゼントを用意しているから、一緒に行きましょう、と皇太子に向かって手を差し伸べます。ワクワクしながら、手を引かれて、庭園へと辿り着きました。
  • 皇后は、彼女が皇太子へのプレゼントで貴方に命を奪って欲しくて、用意したと言います。
  • 皇太子のポロリと反論めいた言葉で、皇后が豹変します。鞭で打ちつける音が、庭園に響きます。
  • 全身を打ち付けられ、15歳の少年は救いを乞います。暴力の嵐は止む気配を見せませんでした。
  • 少年に、皇后が望む通りにすれば、叩かれなくなるかも知れない、と悪魔が囁きかけます。

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