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「影の皇妃」ネタバレ27話!あらすじ・感想!本命のターゲット

ピッコマ独占配信の人気コミック「影の皇妃」。

「続きが気になる!」
「エレナはどうなる?」

こちらでは「影の皇妃27話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回のあらすじ

前回は、生誕の宴の会場に乗り込んできたレンが、リアブリックの制止を無視して、エレナに社交ダンスのパートナーを強要してきます。

優れた剣士の才能を持ちながら、百年条約によって大公家に逆らえない立場を余儀なくされているレン。

憂さ晴らしのためにベロニカ公女に八つ当たりする彼の行動が滑稽でたまらないエレナは、ダンスの中でレンを転倒させて彼を思い切り嘲笑してやります。

公衆の面前で赤っ恥をかかされて怒り狂うかと思われたレンは、何故か突然大声をあげて笑い出しました。

影の皇妃27話のネタバレ

フリータイム到来

エレナにすっ転ばされたレンがその場に座り込んだまま笑い出すと、ホールは水を打ったような静けさに包まれます。

やがてレンはゆっくりと立ち上がり、「不思議と悪い気分じゃないな」とつぶやきました。

「また会おう」

レンが不敵に笑いながら会場から去って行くと、それまでホール内に張り詰めていた緊張の雰囲気がにわかに緩みました。

相変わらず何を考えているのかよく分からない男だと内心呆れるエレナ。

とはいえ、彼がホールから出て行った今、混乱が冷めやらない会場は自由行動のできる絶好の環境です。

エレナはチラッとリアブリックの方に視線を向けると、そのままどこかへ歩き出します。

エレナを一人にしたらまずいと思ったリアブリックは、大慌てで彼女の後を追おうとしました。

しかし、さっきレンに突き飛ばされたことを心配する貴族達が次々とリアブリックの周りを取り囲み、その行く手を遮ってしまいます。

貴族達をないがしろにするわけにもいかず、リアブリックは苦虫を噛み潰したような顔をしてエレナの追跡を一旦中止しました。

嘘だらけの世界

エレナが一人で会場内を歩いていると、周囲の貴族達がこぞって彼女に話しかけてきます。

レンを撃退した振る舞いを見事だったと言って絶賛しながら、美貌だけでなく踊りも完璧だったと誉めそやす貴族達。

満面の笑みを浮かべ、「やはり社交界を率いることが出来るのはベロニカ公女殿下しかいませんね」と称えます。

彼らの言葉を聞いたエレナは、こんな見え透いたお世辞にも有頂天になっていた前世の自分の愚かさを心の底から恥じていました。

見栄や建前で彩られた貴族社会は、欺瞞に満ちた虚飾の世界。

前世で嫌というほど痛い目に遭ったエレナは、自分を取り巻く貴族達の美辞麗句が全て嘘だということを見抜いていました。

私には今の人生で貴方達の相手をしている暇は無いのよ……!

エレナは彼らに対して一瞥もくれることなく、悠然とその場を立ち去ります。

しばらく会場内を歩いていたエレナは、一人の貴婦人の前で立ち止まりました。

「お会いしたいと思っていましたが、やっとその日が来たようです お目にかかれて光栄です マダム・ド・フランローズ」

優美、誠実、礼節。
貴族の模範とも言うべきエレガントな雰囲気を醸し出す女性が、扇を口元に当てながらエレナを見て優しい微笑みを返します。

「私も同じ気持ちでしたよ 公女殿下」

やっと本命のターゲットと接触できたエレナは、心の中でニヤリと笑いました。

マダム・ド・フランローズとの語らい

「所作の一つ一つがお美しくて、私も見習いたいものです」

エレナは明るい笑顔を浮かべ、マダムを褒め称えました。

マダムは微笑みながら謙遜し、「お若いのに気品がある公女様に私が教えられることなど御座いませんわ」と返答します。

するとエレナは、貴族たるもの礼儀作法を習得するだけでは足りない、マダムから貴族の「貞操観念」について教わりたい、と言いました。

マダム・ド・フランローズが社交界の舞台で尊敬を集めているのは、彼女とその夫であるロンド伯爵との間で展開されたとある美談が理由です。

夫が戦死したという知らせを聞いたマダムは、亡き夫への愛を守るために、再婚せず一生独身を貫くと誓いました。

その数年後、戦死したと思われていたロンド伯爵が奇跡的に生還。

身体は不自由になっていたものの、夫が生きて帰って来てくれたことに歓喜したマダムは、彼を献身的に世話しながら共に幸せに暮らすようになりました。

その話が帝国内に広まって以来、マダム・ド・フランローズは貴族令嬢の間で貞節の象徴的存在となったのです。

「誰よりも『貞操観念』の強いマダムには到底敵いませんわ」

「……身に余るお言葉です」

ニコニコと微笑みながら「貞操観念」という言葉をやたらと強調するエレナを見て、マダムの表情がかすかに曇りました。




美談の真相

すると、ハンカチを取り出したエレナが「動かないでください」と言いながら、汗ばんでいるマダムのデコルテを拭き始めます。

マダムが不思議そうな顔をしてエレナの行動を見つめていると、マダムの耳元に顔を近づけたエレナが周りに聞こえないような小声でボソッと囁きました。

「みんな純粋だと思いません?旦那を差し置いて御者と通じてる女をマダムと呼んで敬っているんですもの」

その言葉を聞いたマダムの顔が、瞬時に青ざめました。

身体に障害を負った夫に献身的な愛を捧げていると評判のマダムは、実は人目に付かない所で若い男と密会し続けているとんでもない浮気者だったのです。

この驚くべき真相が今から約3年後に一人の侍女によって暴露されることを、エレナはよく知っていました。

観察力に長け、物怖じしない行動力を持つその侍女は、権力者を倒せる最高の逸材。

大公家への復讐を果たすため、エレナはその侍女を何としてでも自分の味方につけたいと考えていました。

エレナに真実を耳打ちされたマダムは、さっきまでの毅然とした態度とは打って変わり、ブルブルと体を震わせて怯え始めました。

マダムの反応に手ごたえを感じたエレナは、話したいことがあるので近いうちに大公家に来て欲しいと伝えます。

脅迫されたマダムには、ただ黙ってうなずくしか選択肢がありませんでした。

エレナは自分で刺繍したというハンカチをマダムに手渡すと、次に会う時に感想を聞かせてほしいと告げます。

「では私はこれで 楽しい時間をお過ごしください」

うやうやしくお辞儀したエレナは、顔面蒼白になって立ち尽くしているマダムを残してその場を立ち去りました。

素敵な夜

ちょうどその時、血相を変えたリアブリックが遠くからエレナの所に駆けよってきました。

「あら、リブ」

リアブリックはエレナの傍で立ち止まると、息を乱しながら早口でまくしたてます。

「公女様……さっきは大丈夫でしたか?」

レンに絡まれたことを心配するリアブリックに対して、エレナは平然とした態度で大丈夫だと答えます。

リアブリックは安堵の溜め息を吐き、疲れているだろうから今日はもう休んだ方が良いのではないかと提案しました。

しかし、ニコッと笑ったエレナは彼女の言葉を即座に否定します。

「いいえ、今夜は言葉に出来ないくらい素敵な夜だもの」

エレナはドレスを颯爽となびかせ、堂々と胸を張りながら再びどこかへ向かって歩き始めました。

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27話を読んだ感想

やたらとしつこく絡んできた割には、思いの外あっさり引き下がったレン。

エレナに自分の本心を見透かされたのが余程悔しかったのでしょうか。

リアブリックを撒くために、誰も手出しできない狂犬ですら手懐けて利用してしまうエレナのカッコよさに痺れました。

そんなエレナが目を付けていたのが、帝国随一の淑女として敬われているマダム・ド・フランローズ。

世間ではおしどり夫婦として名高いマダムが裏で別の男と浮気していたとは、いかにも本音と建前が乖離している貴族らしい貴族ですね。

最近では不倫ニュースが取り沙汰される度に有名人がテレビやインターネットで袋叩きにされていますが、体面を重視する貴族社会でも浮気は大事件になってしまうようです。

マダム・ド・フランローズは、ある意味現代の日本社会を象徴するキャラクターのようにも思えて笑ってしまいました。

エレナを騙して処刑した大公家。
おべんちゃらを並べてすり寄ってくる令嬢たち。
自己保身のためにいい人ぶるマダム。

彼らの本性を見ていると、貴族はみんな嘘つきだと断じるエレナの気持ちがよく分かります。

マダムを脅迫するのは一見悪事のようにも思えますが、悪党が相手なら致し方ありません。

毒を以て毒を制すという言葉があるように、この世界で生き残るためには悪党以上の悪党になるしかない現実を思い知らされました。

はたして、エレナは大公家への復讐を果たすために、マダムお抱えの有能な侍女をどう利用するつもりなのでしょうか?

第28話以降もエレナの活躍から目が離せませんね!

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影の皇妃27話!まとめ

こちらでは27話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

影の皇妃27話のまとめ
  • やっと本命のマダムと接触できたエレナは、心の中でニヤリと笑った。
  • エレナがニコニコと微笑みながら「貞操観念」という言葉をやたらと強調する姿にマダムの表情がかすかに曇りが見えた。
  • レンに絡まれたと聞いたリアブリックに対して、平然とした態度を取るエレナ。ドレスを颯爽となびかせ、堂々と胸を張りながら再びどこかへ向かって歩き始めた。