少女/女性漫画

「影の皇妃」ネタバレ42話!あらすじ・感想!うまくいかない計画

ピッコマ独占配信の人気コミック「影の皇妃」。

「続きが気になる!」
「エレナはどうなる?」

こちらでは「影の皇妃42話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

<前話 全話一覧 次話>

前回のあらすじ

前回は、シアンと出会ったショックで体調不良に陥ったエレナが、寮に戻る途中で体力の限界に達してしまい、近くのベンチに座ったまま意識を失ってしまいました。

最悪なことに、目を覚ました時には隣のベンチにレンの姿が。

夜中に一人で寝ている彼女を不審に思ったレンは、執拗に彼女の素性を詮索してきます。

焦ったエレナは降り出してきた雨に乗じてその場から立ち去ろうとしますが、足を引っ掛けられて転倒してしまいました。

激昂して睨みつけてくる彼女の反応を見たレンは、容姿や声までもがエレナとそっくりである事に気づき、ますます疑念を強めます。

開き直ったエレナは「私とそっくりな人がいるなら、きっとすごく綺麗な人なんでしょうね」と茶化し、彼の追及を巧みに回避。

レンはその態度を見てニヤリと笑うと、雨に濡れないよう自分の上着を彼女に着せ、「借りができたな」と言い残して去っていきました。

影の皇妃42話のネタバレ

狂い始めた計画

雨が激しく降りしきる中、レンの上着を羽織ったエレナは覚束ない足取りで帰路についていました。

辿り着いた中央図書館の記録室は、薄暗くて静まり返った無人の空間。

部屋の扉を閉めて一人きりになると、エレナは今日の出来事を回想し始めました。

最も会いたくないと思っていた皇太子シアンとの邂逅(かいこう)。

そして、狂犬・レンとの予期せぬ対峙。

予定外のことが次々と発生し、エレナの胸中には強い不安と動揺が広がっていました。

どうしてこんな事になってしまったのだろう……。

雨に打たれながら不気味な笑みを浮かべていたレンの顔を思い出すだけで、苦悶の溜め息が洩れてしまいます。

冷静になるのよ、エレナ……!今さら後悔しても仕方がないわ……。
もつれてしまったのなら、もつれたまま進めば良い……。
無理に解こうとしても、絡まった運命の糸を完全に元に戻すことは出来ない……!

そう自分に言い聞かせたエレナは、ゆっくりとレンの上着を脱ぎました。

胸元に縫われているREN BASTASHOU(レン・バスタージュ)と書かれた名札を見ているうちに、エレナの中にメラメラと決意の炎が燃え上がります。

私の計画は絶対に誰にも邪魔させない……!

鬼の形相に変わったエレナは、雨に濡れたレンの上着を思い切り振り上げてテーブルに叩きつけました。

私がいない世界

ルシアの変装を解いたエレナは、再び雨の中をフラフラと歩き、単独寮に戻ってきました。

「お嬢様、お戻りで……」

帰ってきたエレナを出迎えた途端、アンの顔がにわかに強張ります。

彼女の右足から微量の出血があり、膝が痛々しいほど真っ赤になっていたのです。

何があったのかと聞かれたエレナは、雨の中で転んで怪我をしてしまったと答えました。

「これも全部メイのせいよ あの子のせいで今日一日最悪だったわ」

エレナがふてくされた顔で愚痴をこぼすと、アンは嬉しそうにほくそ笑みながら「あの子そそっかしいですものね」と相槌を打ちます。

「すぐにお風呂の用意をしてきます 湯船に浸かれば気分も晴れますよ」

「……やっぱりアンは気が利くわね それじゃ頼んだわ」

エレナに褒められたアンは、有頂天になって浴室に向かいました。

その数分後。
温かい湯船に浸かっていたエレナは、小さく息を吐きながらくつろぎのひと時に浸っていました。

しかし、リラックスする肉体とは対照的に、頭の中はいまだに激しい混乱が続いていて、セシリアやシアンの顔が嫌でも思い浮かんできます。

アトリエに入り浸るほどラファエルと親しい関係にあり、彼と楽しそうに談笑していたセシリア。

出会ったショックで気絶しそうになった所を、咄嗟に抱きかかえて助けてくれたシアン。

こんな出会い方をするはずではなかった二人の存在が、エレナをますます不安に駆り立てました。

前世の記憶を辿ると、穏やかな笑みをたたえながら寄り添う皇帝シアンと皇后セシリアの仲睦まじい姿が思い浮かんできます。

その光景を、羨望の眼差しで遠巻きに見ていることしか出来なかった皇妃エレナ。

大公家の策略の手駒と化し、二人の幸せな生活を破壊してしまった罪悪感と劣等感が脳裏から離れません。

私さえ居なければ、みんな幸せになれるのに……。
私さえ居なければ……。

自虐的な感情に打ちのめされたエレナは、ゆっくり瞳を閉じながら暗闇の世界に埋没していきました。

救世主L

「今までどこに行ってたのよ!今すぐお嬢様の所に行って謝ってきなさい!」

お風呂からあがったエレナが自室で髪を乾かしていると、扉の向こうからアンの怒鳴り声が響きました。

その声を聞いたエレナは、任務を終えたメイが戻ってきたのだとすぐに気づきます。

案の定、その直後にドアをノックする音と共に、入室の許可を求めるメイの声が聞こえてきました。

「入って」

「……はい」

神妙な面持ちで入室するメイの姿を遠巻きに眺めていたアンは、ひそかに勝ち誇ったような嘲笑を浮かべていました。

「ご苦労さま……行ってきた……?」

エレナはメイを室内に招き入れると、ドアの外にいるアンに聞かれないようヒソヒソ声で話を切り出します。

「はい……これを……」

同様に小声で返答したメイは、一連の作業の結果をまとめた報告書をそっと差し出します。

その書類を受け取ったエレナは、上目遣いに彼女の顔を見て表情を曇らせました。

メイの左頬には、この前の平手打ちの傷が痛々しいほどくっきり残っています。

エレナは彼女の頬にそっと手を伸ばし、「本当にありがとう」とつぶやきながら慈しむように彼女の頬を撫で続けました。

「アンを騙さないといけないから、私が怒鳴ったらすぐに出ていくのよ……」

「はい……」

普段は決して表情を変えないクールなメイが、エレナの労いの言葉を聞いて恥ずかしそうに頬を染め、わずかに顔をほころばせました。

「出て行けと言ったはずよ!!!早く失せなさい!!!」

エレナが怒鳴り声をあげると、泣き真似をしたメイが再び室内から勢いよく飛び出していきました。

室内で一人になったエレナは、彼女から受け取った報告書に目を通しながら、期待以上の成果に満足げな笑みを浮かべます。

メイが今日一日で後援した芸術家たちの数は、約10人。

皆、突然見ず知らずの相手から差し伸べられた厚意に戸惑いの反応を見せたものの、生活苦にあえぐ彼らに選択肢は無く、金銭的支援をありがたく受け取ったとのこと。

その中には「奇跡が起きた」と叫んで涙を流す者までいたと聞き、エレナはこの計画が順調に進んでいる確信を得ます。

エレナが彼らを影から手助けするために名乗った偽名は、L。

救世主Lの助力によって芸術活動に打ち込めるようになった彼らが、そう遠くない未来に頭角を現す巨匠となることをエレナはよく知っています。

プライドの高いアーティストを味方につけるためには、彼らに返しきれないほどの支援を行って人生の恩人となる事が唯一にして確実な策なのです。

望もうが望むまいが、私の計画のために最善を尽くしてお助けいたしますわ……。
そしてLが動き出す時、どうか私の翼になってくださいね……。

大公家への復讐に燃えるエレナが、報告書を見ながら不敵な笑みを浮かべていました。




疑う男

ある日のこと。
フロンティア学術院の講義室でエレナが真面目に勉強していると、隣に座っていたレンが訝しげな眼差しで話しかけてきました。

「おかしい……授業に集中するベロニカなんて絶対におかしい……」

エレナはツンとした表情を浮かべながら、彼の独り言をひたすら無視し続けます。

相手にしてもらえない事を悟ったレンはゆっくりと席から立ち上がり、意味深な笑みを浮かべながら独り言を漏らしました。

「まいったな~ 今日はブレザーが無いから肌寒いぜ~ 『アイツ』はどこにいるんだか」

エレナに聞こえるよう、わざとらしく大きな声でつぶやきながら教室から去っていくレン。

それまでずっとクールな態度を維持していたエレナも、その言葉を聞くとさすがに表情が強張りました。

最悪だ……!
レンはまだ私のことを怪しんでいて、ルシアを探し回っている……!

彼の執念深い疑念に恐れを覚えたエレナは、ルシアに変装している時はなるべく彼と出くわさないようにしなければ、と自分に言い聞かせました。

ラファエルの異変

エレナは足早に教室を出ると、すぐに中央図書館の記録室に駆け込みました。

ルシアに変装したエレナは、いつも以上に周囲に警戒しながら慎重にラファエルのアトリエに向かいます。

幸い、今のところ辺りにレンの姿は見当たりません。

エレナは油断なく周りに視線を巡らせながら、アトリエの扉を開けました。

「先輩、お疲れさまです!」

満面の笑顔で入室すると、部屋の奥から真っ青な顔をしたラファエルが出てきました。

「ル……ルシアさん……」

かすれた声で挨拶を返すラファエルの表情は人形のように生気が失せていて、以前会った時とは別人のようにひどくやつれています。

またしても予想外の状況に直面したエレナは、口をあんぐりと開けたままその場に立ち尽くしてしまいました。

<前話 全話一覧 次話>

影の皇妃を無料で読めるか調査した結果

「影の皇妃」はピッコマ独占配信のため、今のところは他サイトで読む方法はないようです…

「影の皇妃」を読む事はできませんが、SNSで話題の作品をU-NEXTなら無料で読むことが出来ます!

ここからはU-NEXT無料トライアル登録で付与される600ポイントを利用して、無料で読める漫画作品を人気ランキング順にご紹介いたします。
無料トライアル期間内の解約で料金は一切発生しませんので、U-NEXTは安心して漫画を読めると口コミも好評です◎

ランキング外の作品が気になる方はU-NEXTの公式サイトから確認してみてくださいね♪

42話を読んだ感想

これまでずっとエレナの思惑通りに計画が進んできましたが、セシリア・シアン・レンとの予期せぬ出会いによって、その順調な流れにも暗雲が立ち込めてきましたね。

シアンとセシリアは、前世で結ばれ合った皇帝と皇后の間柄。

エレナにとってみれば、自分は結果的に大公家の手先として二人の幸せを破壊してしまった立場であり、まともに顔向けできないでしょう。

自分なんてこの世にいない方が良いのではないかと自虐的になる失意のシーンを見て、思わず貰い泣きしそうになりました。

困難な状況に立ち向かう強さはあっても、自分のせいで他人を不幸にしてしまうかもしれないと思うと決意が揺らいでしまう繊細な所に、エレナの人間臭さを感じます。

また、フロンティア学術院内でバッタリ出会ってしまったレンは、エレナが偽ベロニカである事だけでなく、ルシアに化けて水面下で何かをしている事にも勘付き始めているようです。

さすが狂犬と呼ばれるだけあって、怪しい事を察知する嗅覚が半端ないですね。

「濡れ衣」を着せられたルシアの素性を調べられたら、偽者であることが一発でバレてしまうのではないでしょうか?

エレナは彼の追跡をどう振り切るのか、そして彼から借りた上着をどうやって返すのか、今後のやり取りが気になります。

そして、この前部屋から追い出されたメイは、きっちり未来の天才アーティスト達を支援する活動を終えて帰宅。

アン達の目を欺くためとはいえ、本当に平手打ちを食らわしてしまった事を素直に謝るエレナの優しさこそが、メイの警戒を解いた要素なのかもしれないと感じました。

エレナが自信を喪失しかけている中、難易度の高い作業を確実にこなすメイの存在は、本当に心の拠り所になっていることでしょう。

大公家への復讐計画が成功したら、彼女はMVP候補の筆頭ですね。

それにしても、マイペースな芸術家生活を満喫していたはずのラファエルがやつれて再登場した時には驚かされました。

以前エレナに指摘された「魂」を作品に吹き込めなくて悩んでいるのでしょうか?

それとも、セシリアの差し入れでお腹でも壊してしまったのでしょうか?

はたしてラファエルの身に一体何が起きたのか、第43話の展開も見逃せませんね!

<前話 全話一覧 次話>

影の皇妃42話!まとめ

こちらでは42話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

影の皇妃42話のまとめ
  • 予定外のことが次々と発生し、エレナの胸中には強い不安と動揺が広がっていた。雨に打たれながら不気味な笑みを浮かべていたレンの顔を思い出すだけで、苦悶の溜め息が洩れてしまうのだった。
  • プライドの高いアーティストを味方につけるためには、彼らに返しきれないほどの支援を行って人生の恩人となる事が唯一にして確実な策だと考えるエレナ。
  • かすれた声で挨拶を返すラファエルの表情は人形のように生気が失せていて、以前会った時とは別人のようにひどくやつれていた。