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「ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜」1話あらすじ・ネタバレ

『ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜』の第1話のあらすじと感想を紹介します。

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ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜1話あらすじ・ネタバレ

将来をともにする人

千紗子(ちさこ)と、和優(かずまさ)と和次(かずつぎ)と兄弟は、幼い頃から一緒に育ってきました。

よく過ごした庭園で、着物姿の千紗子が転べば、洋服で走り回る和次は、しっかりしろと立ち止まります。

そんな和次に、意地悪言うのは止めな、とやんわり諭しながら、千紗子に手を差し出すのは、年上の和優です。

物心ついた頃から、和優と結婚するのだと、言い聞かされて育った千紗子。

弟の和次の面倒を見る和優、千紗子に些細な意地悪をする和次を、慌てながらとめてくれる和優。

やさしくて誰からも好かれる彼と、いつか結婚するのだと、信じてきました。

サイコロの転がった先

月日は流れて大正4年、花嫁装束の千紗子の横に座っているのは、和優ではなく、弟の和次。

なぜそんなことになったかといえば、全ては父親たちの気まぐれでした。

なんと、千紗子が兄弟のどちらと結婚するのかを、サイコロの出目で決めてしまったのです。

いい加減だと呆れながら、千紗子は内心、感謝していた。

幼い頃から、和優と結婚するのだと言い聞かされてきて、それでもずっと想いを寄せていたのは、和次だったのです。

嬉しさを噛み締めながら、そっと盗み見る和次は、酷くそっけない様子で、式に浮かれる親族を眺めていました。

入れ替わった運命

式が終わり、いつものように洋服と着物に着替えた和次と千紗子は、馬車の前で和優に会います。

2人を労いながら、夫婦という新しい関係はどうかと、尋ねる和優。

といっても、千紗子にもまだ実感はないのです、何しろ和次との結婚が決まったのは、本当に急な話でした。

そこにやって来た両家の両親は、まさか千紗子が和次に嫁ぐとは思わなかったなんて、勝手なことを言ってくれます。

千紗子の夫になるはずだったのは和優で、父親たちの気まぐれが、夫の立場を和次にいる変えてしまったのです。

突然入れ替わってしまった運命に、まだ誰も実感が追いついていませんでした。

気付いて貰えない

すると千紗子の父親は笑います、和優には千紗子よりもっと素敵なお嬢さんがいる、と。

思わずムッとして言い返そうする千紗子、その口元を覆って、引き留めたのは和次です。

余計なことは面倒だとばかりに、千紗子を連れ早々に馬車に乗り込み、その場を後にします。

離れていく2人をただただ見つめる、和優の視線には気付かないまま。

後ろで和次の父親が叫んだのが聞こえました、今度の社交界ではきちんとしろ、と。

彼はいつでも、兄の和優と比べては、弟はどうしてこう育ってしまったのかと嘆くのです。

千紗子の父親の言葉も思い出し、千紗子は馬車の中で怒っていました。

和優には千紗子以上の相手がいる、なんてまるで、和次には千紗子で充分だ、と言っているようではありませんか。

和次を貶すような言葉が我慢ならないと、強い目をする千紗子。

思いがけない言葉に、強い瞳に、和次は目を逸らします。

そして外に目をやりながら、ポツリと呟くのです、いつものことだ、と。

そう、幼い頃からずっと、彼の父親が見るのは、褒めるのは、いつだって兄の和優だけで。

和次は努力しても褒められず、どころか気付いてさえ貰えません。

千紗子が気付いて貰おうと声をあげようとするも、いつだって和次が、静かにそれを止めるのです。

だから、和次の頑張りに、我慢に淋しさに気付いているのは、千紗子だけなのです。

結婚した、はずなのに……?

馬車が向かったのは、2人の新居でした。

洋風のリビングに、和服姿の和次と2人きり、侍女には「奥様」なんて呼ばれ、千紗子はドギマギしてしまいます。

この家で、本当にこれから「夫婦」になるのだと、ジワジワ湧いてくる実感に、落ち着きません。

寡黙に珈琲を飲む和次にも同意を求めようと、ぎこちなくなった笑顔を浮かべて話しかければ。

彼は席を立ちながら、いつものようにそっけなく、何でもないように話すのです。

家の中でまで無理して「夫婦」をしなくていい、家の外でだけそれらしく振る舞えれば構わない、と。

呆然とする千紗子に、追い討ちのように聞こえて来たのは、サイコロで結婚相手を決めた父親たちへの文句。

それはまるで、災難が降りかかったとでも言いたげで、ふいに、気付かされてしまうのです。

突然入れ替わった結婚相手は、千紗子からすれば思わぬ幸運、けれど和次にとっては?

机の下でキュと着物を握りしめ、目を合わせられないままに、和次に尋ねます。

そんなにこの結婚が嫌だった?、と。

返ってきたのは、誰だってこんな突貫工事は嫌だという、冷たい言葉でした。

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ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜1話を読んだ感想

ふむ、タイトルは『ノスタルジヰをもう一度』、ノスタルジーとはザックリいうと、昔を懐かしむ気持ち。

結婚話から始まったこのお話自体が、誰かの回想だったりするのでしょうか。

昔のように仲良く、という意味でも考えましたが、和次と千紗子の関係は、幼い頃から変わっていないように見えます。

真っ直ぐな千紗子、悪ガキでそっけない数次、やさしくて誰にでも好かれる和優。

兄弟の苗字が出ていないので呼びづらいですが、この兄弟の名前、嫌ですねえ。

兄は「優」秀で、弟は兄の「次」な存在、兄は兄でプレッシャーですし、弟に至ってはもう少し考えてあげてと思ってしまいます。

千紗子の想っている相手が、意外でした。

転んだ時にやさしく手を差し伸べてくれる姿、自分の結婚相手として眺める姿から、てっきり和優が好きなのかと。

急に相手がその弟になってしまってどうしようなお話かと思いきや、思いがけず想い人・和次と結ばれて喜ぶ千紗子。

あ、そっち?と拍子抜けでした、これは千紗子が分かりにくいのではないかなあ。

和次は多分、千紗子のことが好きで、けれど千紗子が和優を好きだと、勘違いしている気が致します。

回想の中でも、和優を見つめる千紗子に、虫をくっつけたりして、気を引こうとしているように見えるので。

大人になって随分寡黙になった印象も受けましたが、小さい頃から兄の影となっていた描写もあり、違和感はあまりありません。

和優は、千紗子のことが好きだったのではないかなと、思います。

幼い頃から、彼女と結婚するのだと、彼女を守っていくのだと思って、生きてきたでしょうし。

最早刷り込みとか、暗示とかに近いレベルで、千紗子を大切に想う気持ちは、育っていたのではないかなあ。

となるとやはり最大の謎は、親父様達の急な賭けですよね。

昔から決まっていたはずの許嫁の相手を、急に変えるという謎の行動。

千紗子の親父様が、娘の想う相手が和次だと知った上で、仕掛けて勝ち取った勝負なら素敵だなあ、なんて夢見てしまいます。

個人的には、登場人物たちの服装、好きです。

兄弟たちの家は一家揃って洋服で、千紗子たちの家は皆和服。

なのに違和感やチグハグな感じはしませんし、画面に映ってすぐにどちらの家の人間かわかるのも、見分けやすくて好みです。

新婚2人の新居は、洋風の住まいに、和服姿。

基本は旦那寄りで、それでもどちらの家の習慣も取り入れた感じもあって、いいなと思います。

千紗子側に姉がいても、さらに勘違いが絡まって面白くなりそうですが、3人くらいがコンパクトにまとまりそうです。

キリッと光る千紗子の強さも垣間見えて、皆一様に、中々魅力的なキャラクターに見えます。

これから、どのようなお話が始まっていくのでしょうか。

ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜1話まとめ

こちらでは1話の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

ノスタルジヰをもう一度〜大正結婚物語〜1話まとめ
  • 千紗子は物心ついた頃から、和優と結婚するのだと、言い聞かされて育ちました。
  • サイコロの出目で千紗子が結婚する相手は和優ではなく、幼い頃から、ずっと想いを寄せていた弟の和次。
  • 突然入れ替わってしまった運命に、まだ誰も実感が追いついていませんでした。
  • 父親に和次は努力しても褒められず、気付いてさえ貰えません。しかし、頑張りに、気付いているのは、千紗子だけなのです。
  • 千紗子はこの結婚が嫌だったかと聞くと、和次から返ってきたのは、冷たい言葉でした。

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