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「授か離婚」ネタバレ5巻!あらすじ・感想を紹介!激昂するアルマンド

シーモア独占配信の人気コミック「授か離婚」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「授か離婚5巻」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回のあらすじ

前回は、フェデリカの懸命な救護措置のおかげで、火炎熊との交戦を死者0で乗り切ることに成功しました。

「あんたが今回の担当治療師で良かった」と騎士団員に褒められたフェデリカは、色無しの自分でも人の役に立てることがあるのだと感動を覚えます。

普段の生活に戻ったフェデリカでしたが、下山してからというもの、お腹の辺りに違和感を覚えるようになっていました。

ミリアム女医の診察を受けたフェデリカは妊娠していることを告げられ、これでやっとアルマンドと離婚できると思い歓喜しました。

しかし、何不自由しない邸での生活にすっかり慣れてしまったフェデリカは、授か離婚によってこの幸せを手放すことに大きな不安を抱くようになります。

授か離婚5巻のあらすじネタバレ

不器用な男

深夜遅くに邸に現れたアルマンドは、門の前で待っていたアーロンから一つのバスケットケースを受け取ります。

その中には、多忙な業務を効率的にこなす上で必要となる着替えや食料品などが入っていました。

バスケットケースを手に持ったアルマンドがその場から立ち去ろうとすると、神妙な顔つきをしたアーロンが彼を呼び止めます。

「アルマンド様……奥様のこと、放っておかれてよろしいのですか?」

しばらく黙り込んだアルマンドは、「今の私にはやるべきことがある」と言い残し、再び夜の闇に姿を消しました。

本心ではフェデリカの傍に居てあげたいと思いながらも、それを表に出せない不器用な男の顔。

主君の寂しそうな後ろ姿をジッと見つめていたアーロンは、「それでは何も伝わりませんよ」と小声でつぶやきました。

監査官の追及

ある日、治療院に出勤したフェデリカは、いつもだったらジョージィによってめちゃくちゃに荒らされている自分の机の上が綺麗に整理されていることに驚きます。

よく考えてみれば、昨日あたりからジョージィの姿を治療院で見かけません。

おかしいのはそれだけでなく、机の上にあるはずの書類の一部も紛失していました。

フェデリカが困惑の表情を浮かべていると、突然背後から「探し物はこれか?」という声が聞こえてきます。

「今日使うなら一旦返却するが」

そこには、仮面を付けた監察官が書類を持って立っていました。

今日の業務には使わない書類なので大丈夫だと答えると、監察官は「ならば預かっておく」と言っていきなり姿を消しました。

何が起こったのか訳が分からず呆然と立ち尽くしていると、同僚のペッチオーリがクスクス笑いながら、「監察官は隠形魔法で姿を自在に消せるんだよ」と説明してくれます。

その話を聞いたフェデリカは、以前誰もいないはずの場所からいきなり監察官が現れたのは隠形魔法のせいだったのかと納得しました。

午前中の往診を終えたフェデリカが治療院に戻って来ると、各治療師の週間業務予定表が張り出されていました。

フェデリカは妊娠発覚後に仕事量軽減の申請を出していましたが、驚いたことに6日後の市民開放日にはフェデリカ一人を担当者として押し付けるという超激務が割り当てられています。

承服しかねたフェデリカは院長室に書類を届ける際に、妊娠診断書と併せて仕事量軽減申請を出した件で院長に再考を請いました。

しかし院長はフェデリカと目も合わせようとせず、用が済んだら早く退室しろの一点張り。
彼女の頼みに全く耳を傾けようとしません。

すると、いきなり部屋の壁から出現した監察官がボロボロの書類を取り出し、「診断書というのはこれか?」とフェデリカに尋ねてきました。

それは間違いなく王宮医局のミリアム女医の筆跡の妊娠診断書でしたが、ご丁寧に名前欄と妊娠の項目がインクで塗りつぶされ、書類自体が4つに破かれています。

「何故だ……何故まだ……」

院長席に座ってうつむいていた院長が小声で何か恨み言をつぶやくと、監察官が鋭い眼光を飛ばして院長を睨みます。

「我々がもう撤収したとでも思っていたか?甘いな、院長 これもまた公式文書の隠蔽にあたるのだが、自分の立場が分かっているのか?」

監察官に追及された院長は、真っ青な顔になってガタガタと震え始めました。

さらに監察官は、院長にどのようなことを抗議していたのかフェデリカに確認します。

市民開放日の激務を自分一人に割り当てられた件だと答えると、監察官は真剣な表情でフェデリカと向き合い、その業務についてはこちら側で考慮すると言いました。

院長室から退出したフェデリカは、珍しく昨日今日と2日続けて休んでいるジョージィもひょっとして監察官に捕まったのだろうかと考えていました。

もしそうだったら、これからずいぶん仕事が楽になるのになぁ……。

フェデリカは院内の廊下を歩きながら、一人で想像笑いを浮かべていました。

歪められた真実

その日の夜。
邸に戻ったフェデリカは、今夜遅くにアルマンドが帰ってくることをアーロンから告げられます。

アルマンドと会うのは、数週間前の魔獣の間引き任務以来のこと。

やっと妊娠の件を本人に直接伝えられると喜んだフェデリカは、自分の分の夕食は彼と一緒のタイミングで良いとアーロンに伝えて自室に戻りました。

フェデリカは鏡台の前に座って身だしなみを整えながら、これからの計画を頭の中で整理します。

まずは、山歩きの装備一式を揃えてもらったことへのお礼をしよう……。
そして、ディナーが終わったら妊娠報告をして、具体的な離婚時期の相談をしよう……。

子供が産まれたらすぐ離婚するのか、それとも子供の乳離れが済むまで待つのか……。
予定が決まったら、出来るだけ早く元の生活に戻る準備を始めないと……。

ゆっくりと天井を見上げたフェデリカは、たくさんの思い出が詰まったこの邸から未練を残さずに出て行くことが自分に出来るのだろうかと不安になります。

短い期間だったとはいえ、アルマンドや使用人達の優しさに包まれながら生活してきた日々は、色無しとして地獄のような差別に晒されて生きてきたフェデリカにとってかけがえのない財産でした。

それでも私は、前に進む覚悟を決めるしかないんだ……。

夕食の支度が整ったことをニコレッタが告げに来ると、フェデリカは穏やかな笑みを浮かべてゆっくりと立ち上がりました。

「待たせたな」

「お帰りなさいませ、アルマンドさ……ま?」

ダイニングルームでアルマンドと久し振りに再会したフェデリカは、彼の目の下にできている巨大なクマを見て言葉を失いました。

きっとこの数週間、あまりにも多忙でろくに寝ていないのでしょう。

ショックを受けて黙り込んでしまったせいで、彼に山歩きの装備一式を揃えてもらったことへのお礼を言うタイミングをすっかり逸してしまいました。

ずっとうつむいていたフェデリカはニコレッタの注いでくれた紅茶を見て、紅茶に含まれる成分は母体に良くないから避けるべきだと「初めての出産」に書いてあったことを思い出します。

フェデリカはそれを契機に冷静さを取り戻し、あらためて登山グッズに関するお礼をアルマンドに伝えました。

さて、ここからが本番よ……。

一つ息を吐いたフェデリカは、王宮医局の女医に診察してもらった時に妊娠が判明したことをアルマンドに打ち明けます。

「……本当か!?」

それを聞いたアルマンドは「良かった……」とつぶやき、今にも泣き出しそうなほど柔和な笑顔を見せました。

気難しいアルマンドが本心から喜んでいるのが一目でわかるほど自然な表情を目の当たりにしたフェデリカは、やはり王命とはいえ好きでもない自分と暮らすのは重荷だったのだろうと確信しました。

「そこで相談なのですが……離婚はいつ頃をお考えですか?」

満面の笑みを浮かべたフェデリカの口から「離婚」という言葉が飛び出した途端、それまで感動的な雰囲気に包まれていたダイニングルームの空気が一瞬にして凍りついてしまいます。

「フェデリカ……今……離婚と言ったのか……?」

わなわなと体を震わせたアルマンドが、真っ青な顔になって顔を覆ってしまいました。

体調不良なら治療魔法をかけて差し上げようかしら……?

フェデリカはひそかにそんなことを考えながらも、この結婚は治療師の子孫を残すための王命に過ぎないので、目的が達成されたのなら早く離婚した方が良いはずだと答えます。

「王命……?それを誰から聞いた?」

「院長様ですが……?」

すると、突然テーブル席から立ち上がったアルマンドが、鬼の形相に変わりました。

激高のオーラをにじませる彼の豹変ぶりを見て、圧倒されたフェデリカは強い恐怖に駆られます。

「王城へ向かう」とつぶやいたアルマンドが、早歩きでダイニングルームの扉の方に歩き出しました。

すかさずその行く手を、メイド長のイレーネが遮ります。

「お待ちください 食事中に奥様を残してどこへ行くのですか?」

「王城だと言ったろう」

「僭越ながら、奥様の誤解は坊ちゃんのせいでもありますよ」

イレーネに一喝されたアルマンドは、口をつぐんでうつむいてしまいます。

やがて、ゆっくりとフェデリカの方に向き直ったアルマンドが、真剣な面持ちで彼女に誓いました。

この結婚は自分自身の意志であり、断じて王命などではない。

アルマンドはそう言い残すと、イレーネの肩を強引に押しのけて部屋から出て行きます。

後に残されたフェデリカは、彼の最後の言葉の意味が全く分からず呆然とし続けました。

頼れる母

「奥様、大丈夫ですか?」

ボーっとしているフェデリカの身を案じたニコレッタの声で、フェデリカはようやく我に返ります。

何から聞いたら良いのか分からないフェデリカは、とりあえずイレーネを傍に呼んで、さっき言っていた「坊ちゃん」とはどういう意味なのかと尋ねてみました。

脇に控えていたアーロンは、かつて自分の母・イレーネがアルマンドの乳母を務めていたため、興奮のあまりその当時の呼び名をうっかり口に出してしまったのだと答えました。

イレーネとアーロンは実の親子であり、イレーネはアルマンドの乳母。
つまりアルマンドとアーロンは、乳兄弟の関係にあたるのだとフェデリカは今さらながら知ります。

「お見苦しい所をお見せして申し訳ありません」と頭を下げたイレーネは、自分達の特殊な間柄は今回の実務と関係ないため今まであえて黙っていたのだと非礼を詫びました。

「私共が伺っていた結婚の経緯と奥様がお聞きになった結婚の経緯にはずいぶんと齟齬(そご)があるようです 私共から説明させていただいてもよろしいのですが、人伝では余計な誤解を生んでしまうかもしれません」

イレーネは毅然とした表情で現状を端的にまとめ、この件は必ずアルマンド本人の口から説明させるのでそれまで待って欲しいとフェデリカに言いました。

さらにイレーネはテーブル上のコーヒーカップに視線を向け、さっき紅茶を飲まなかったのは何か特別な理由があるのかと尋ねます。

フェデリカは彼女の観察力に感心しながら、妊娠時の注意事項を詳細にまとめた小冊子に紅茶の飲み過ぎが良くないと書いてあったことを伝えました。

「差し支えなければ、私にもその小冊子を見せていただけないでしょうか?」

「それは構いませんが、出産経験があるイレーネなら十分な知識があるのでは?」

するとイレーネは厳しい表情を片時も崩さず、医学は日々進歩しているので常に最新の正確な医療情報を把握しておく必要があると答えました。

その説明を聞いて納得したフェデリカは、部屋に戻ったら小冊子を渡すと約束します。

怖い人だと思っていたイレーネこそ、実は誰よりも自分の事を大切に思ってくれていた優しい人物。

彼女のプロ意識の高さに感動したフェデリカは、妊娠生活への不安が和らいだのを感じていました。

眠れない夜

その日の深夜。
一人でベッドの中に横たわっていたフェデリカは、いまだに頭の中が激しく混乱していました。

今まで見たことがないほど怖い顔をして邸を飛び出していったアルマンド様は、王城へ一体何をしに行ったのだろう……?

イレーネが言っていた結婚の経緯が違うってどういう意味……?

いくら考えてみても、納得のいく答えが全く浮かびません。

世の中には考えたって理解できない問題はたくさんある……。

私はどうして色無しとして生まれてきたのか……どうして色無しだったら辛い思いをして生きなきゃいけないのか……。

考えたって分からないことは、考えないようにするしかない……。

今までずっとそうやって来たんだから……。

懸命に自分の心を押し殺そうと足掻くフェデリカでしたが、目をつぶると眼前に真剣な表情のアルマンドが浮かんで消えません。

貴女と結婚したのは俺の意志だ!決して王命などではない!

あれはまるで、メロドラマの主人公がヒロインに語る愛の告白のようだった……。

彼のような立派な騎士が、私なんて好きになってくれるはずがないのに……。

不安定な雑念が頭の中でグルグルと回り続け、フェデリカの睡眠をひたすら阻害します。

このままでは寝不足になってしまう……早く寝よう……早く寝なきゃ……。

フェデリカは枕に顔をうずめ、もう何も考えるなと自分に言い聞かせ続けました。

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5巻を読んだ感想

フェデリカの妊娠発覚によって、授か離婚計画は意外な展開を見せ始めてきましたね。

この結婚は自分の遺伝子を残すための王命なのだから、子供さえ生まれればすぐに離婚してアルマンドを解放してあげられると本気で思っていたフェデリカ。

しかし、どうやらこの縁談自体が、何らかの理由によって巧妙に改変されたものだったようです。

その中心人物と思われるのが、フェデリカの勤めている治療院の院長。

残業申請をもみ消したり妊娠診断書を廃棄したりと様々な問題行動が目立つ上に、彼がアルマンドとの縁談の情報を王命と偽ってフェデリカに伝えたのは紛れもない事実です。

治療院の院長は、一体何を目的としてこんなひどい事をしているのでしょうか?

アルマンドの言うように、この結婚がアルマンド本人の意志によるものであれば、わざわざその事実を隠す必要は無いように思えます。

ありえそうなのは、色無しのフェデリカと結婚することでトルトラ家の血筋に傷がつくことを恐れた関係者が、王命という口実を作ってアルマンドのわがままを認めたというパターン。

監察官は「また公式文書を隠蔽したな」と院長に言っていたので、王族ぐるみで色無し差別が展開されている可能性がありますね。

ここまで色無しを弾圧するのは、単なる宗教的理由だけでなく、もっと重大な秘密が隠されているのかもしれません。

以前カルミネ子爵が言っていた「色無しの価値が変わる」という発言が、今後のストーリー展開をうらなう大きな伏線になっている気がします。

はたして、フェデリカとアルマンドの縁談の裏には、どんな陰謀が渦巻いているのでしょうか?

第6巻の続きを早く読みたくてたまりません!

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授か離婚5巻!まとめ

こちらでは5巻の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

授か離婚5巻のまとめ
  • 本心ではフェデリカの傍に居てあげたいと思いながらも、それを表に出せないアルマンド。
  • 王命と告げられていることをアルマンドに伝えたファデリカ。アルマンドは激高のオーラをにじませ王城へと向かう。
  • 貴女と結婚したのは俺の意志だ!決して王命などではない!その一言で睡眠が妨げられるフェデリカ。