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その悪女に気をつけてくださいネタバレ55話!あらすじ感想!ナインを止める声

ピッコマ独占配信の人気コミック「その悪女に気をつけてください」。

「続きが気になる!」
「メリッサはどうなる?」

こちらでは「その悪女に気をつけてください55話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回までのあらすじ

前回は、自分にとどめを刺しに来た一瞬の隙を狙い、聖剣突きを繰り出したメリッサが、ミゼンと相打ちになりました。

首を噛み千切られたメリッサは出血多量で気絶し、その場に倒れこんでしまいます。

ナインとヨナが懸命に彼女の救護措置を行う中、倒したはずのミゼンがまさかの復活を果たし、ゆっくりと立ち上がりました。

メリッサの攻撃が当たる直前、ミゼンはとっさに身をひねって急所への直撃を避けていたのです。

瀕死のメリッサを嘲笑するミゼンに対し、ついにナインの怒りが爆発。

覚醒に至ったナインはわずか一撃でミゼンを再起不能に追い込み、メリッサを救うために自らの手で兄の命を奪う決意を固めるのでした。

その悪女に気をつけてください55話のネタバレ

ナインのあるべき姿

ミゼンの首に両手をかけたナインは、その手にゆっくりと力を込めていきます。

暗く淀んだナインの瞳には、もはや実の兄の命を憐れむ気持ちなど微塵も残っていませんでした。

しかし次の瞬間、遠くから「待った!」という声が聞こえ、ナインはハッと我に返ります。

それは、ナインのよく知っている女性の声。
ゆっくりと視線を横に向けると、そこには意識を取り戻したメリッサの姿がありました。

ヨナの卓越した応急処置により、メリッサは奇跡的に一命を取り留めていました。

とはいえ、首には血に染まった包帯が巻かれていて、激痛に歪む顔を見れば1mmの余裕も無いことが一目瞭然です。

メリッサは首筋の傷口を手で押さえながら、ミゼンの命を奪ってはダメだとナインを諭しました。

それを聞いたミゼンは、涙目のナインに首を絞められながらニタリと不敵な笑みを浮かべます。

「まさか、『悪人でも命は重い』なんてクサいこと言うつもりか?これだから貴族は……」

ミゼンがクスクス嘲笑していると、間髪入れずメリッサが次の言葉を発しました。

「その代わり、そいつの頭を思いきりぶん殴って気絶させて」

「……え?」

ミゼンが呆けた表情を浮かべた瞬間、ナインの振り下ろした拳が彼の顔面をとらえ、ミゼンの意識が暗転します。

「メ……メリッサ様……大丈夫ですか……?」

兄をワンパンKOしたナインはすぐにメリッサの傍に駆け寄り、ガタガタ震えながら彼女の身を案じ続けました。

「それはこっちのセリフよ……」

メリッサは首筋を手で押さえながら、ナインに対して苦笑いを浮かべます。

覚醒を果たし、殺気に満ちた瞳でミゼンを圧倒していたさっきまでの凶暴な姿はどこにもなく、ただひたすら子供のように弱々しく泣きじゃくるナイン。

これが本当のナインの姿であることは、メリッサ自身が一番よく分かっていました。

心優しい彼の手を血で汚させるようなことはしたくない……。

たとえミゼンのような悪党でも、肉親を自分の手で始末してしまえば、間違いなくナインは一生その記憶に縛られて苦しむことになるだろうから……。

メリッサは号泣しているナインの頭を優しく撫でながら、「間に合ってよかった……」と心の中でつぶやきました。

崩れ散る野望

それから数分後。
ようやく自分の足で立てるほどに体力が回復したメリッサは、険しい表情のヨナと向かい合って話をしていました。

「聖物の効果が切れた今、奴が意識を取り戻してまた呪術を発動したら、みんな仲良くあの世行きよ 無理なんかしてないから剣を返して、ヨナ」

しばらく黙り込んでいたヨナはまだ不満そうな表情を浮かべていましたが、メリッサに説得され、後ろ手に隠していた聖剣をしぶしぶ手渡します。

メリッサは聖剣を受け取ると、足を引きずるようにしてユーリの所に向かいました。

魔法陣の結界の箱の中には、ひざまずいて号泣しているユーリがいます。

出血多量で意識を失う間際、かすかに聞こえた誰かの泣き声は彼女のものだったのでしょう。
ユーリの目の周りは、泣き過ぎて真っ赤に腫れていました。

「ごめんなさい……私のせいで……」

なおもポロポロ涙を流しながら謝り続けるユーリを見て、メリッサは苦笑いを浮かべます。

「よしてください、ユーリさんのせいじゃありませんよ 私達なら大丈夫……とは言えませんけど、治療してもらえるととてもありがたいです……」

ゆっくりと振り上げられた聖剣が魔法陣の箱をとらえた瞬間、術者が意識を失って拘束力の弱まっていた結界が粉々に飛散しました。

解放されたユーリは瞬時にメリッサのもとに駆け寄り、「首を見せてください!」と絶叫します。

自分より先にナインの傷を見てやってほしい。

メリッサがそう言おうとすると、涙目のユーリとナインが同時に大声を張り上げました。

「メリッサ様が先です!!!」

二人の剣幕に圧倒されたメリッサは、目を大きく見開いたまま静かにうなずきました。

一件落着

それから数分後。
ユーリに怪我の回復魔法と衣服の洗浄魔法をかけてもらったメリッサは、すっかり元気になっていました。

まだ首筋にはかすかに傷跡が残っているものの、巻いていた包帯は外れ、青ざめていた顔にも生気が戻っています。

主君が重傷を負うのを守れなかったことを気に病み、ずっと暗い顔をしているナイン。

自分のせいで命にかかわるほどの危機に巻き込んでしまったことを謝るユーリ。

一方のヨナは相変わらず淡々とした口調で8倍の給料と聖物使用代の報酬を要求してきましたが、メリッサにお礼を言われるとかすかに微笑みを浮かべました。

部屋の隅に目を向けると、頑丈なロープでグルグル巻きに拘束されたミゼンが寝っ転がっています。

たとえ意識を取り戻したとしても、今のミゼンにはロープを外して反撃する力は残っていないでしょう。

一時はどうなる事かと思われたものの、これでユーリ救出作戦はどうにか完了。

全員無事に目的を達成し、メリッサは明るい笑みを浮かべました。

忘れられていた男

皆でアジトを出ようとした時、メリッサは何かを忘れているような気がしました。

次の瞬間、ドンッという大きな音が室内に響き、瓦解した壁の穴から一人の男が姿を現します。

「あれ?ミゼンの奴、死んだのか?」

そこに立っていたのは、ミゼンにやられた腹の傷を押さえて苦悶の表情を浮かべているジャックでした。

彼と一緒に狼人間の森に来たことをすっかり忘れていた一同は、ジャックを見て言葉を失ってしまいます。

ジャックは部屋の隅に転がっているミゼンの傍に歩み寄ると、「じゃあこれでもう俺が一番手ってことになるのか?」と得意げな笑みを浮かべました。

その言葉を聞いたメリッサの脳裏に、とんでもない未来が浮かびます。

無類の喧嘩好きのジャックが族長になり、人間に対して一斉に戦争を仕掛け始める狼人間種族。

晴れて皇太子から国王に昇格し、部下たちを集めて無謀な応戦指示を下すイアン。

両者の愚かな激突により、人間と狼人間種族は仲良く全滅……。

このままでは笑い話にもならない未来が待ち受けていることは確実であり、勝利の余韻に浸っていたメリッサの顔がにわかに青ざめてしまいます。

メリッサのマナー講座

「まだここでやらなきゃいけない事があったわ……!」

真剣な顔つきに変わったメリッサは、鋭い眼光を飛ばしてジャックを睨み始めます。

ミゼンの傍にしゃがみ込んでいたジャックは彼女の視線に気づくと、何故そんなに自分を見つめてくるのかと困惑しました。

まさか、俺の怪我がひどいから心配してくれてるのか……?

ジャックの脳裏に、憎まれ口を叩くメリッサが自分の事を看病してくれている光景が浮かびます。

別にタイプじゃないけど……意外といい所あるじゃねぇか、あいつ……。

瞳を閉じたジャックは静かに微笑み、メリッサと二人きりで過ごす幸せな日々に思いを馳せました。

その数分後。
アジトの外に連れてこられたミゼンとジャックは、二人並んで城前の広場に正座させられていました。

ジャックが唖然とした表情で顔を上げると、眼鏡をかけて女教師に扮したメリッサが二人を悠然と見下ろしています。

「私は講師のメリッサ……これからマナー講座を始めます」

聖剣を指し棒のように持ち構えたメリッサが、二人に対して不敵な笑みを浮かべた所で第55話は終了しました。

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55話を読んだ感想

覚醒によって、強さと引き換えに心に鬼を宿してしまったナイン。

このまま実の兄を始末してしまったら取り返しのつかない心の傷を負うことになる所でしたが、闇落ちを止めてくれたのはやはりメリッサでしたね。

死ぬかもしれないほどの重傷を負っているのに、自分のことより他人の未来を思いやれる人はそうはいません。

わが身を顧みず、ナインの凶行を懸命に止めようとするメリッサの姿に感動しました。

強いナインもカッコいいですが、やっぱり泣きながらメリッサの身を案じているナインの方が彼らしくて良いですね。

もしも一線を越えていたらナインは二度と人間の世界に戻ってこられなかったと思うので、メリッサの英断は多くの未来を救ったことになります。

真正の外道ではありますが、ミゼンが命を落として終わる展開はダーク過ぎて後味が良くありません。

ミゼンとの戦いが一番平和的な決着を迎え、読んでいてとてもホッとしました。

それにしても、ミゼンを倒した直後に遅れてやって来たジャックの間抜けぶりには、思わず笑ってしまいました。

もう少し早く駆けつけてくれれば見せ場もあったのでしょうが、これでは完全にピエロですね。

しかも、漁夫の利で次期首長になれることを臆面もなく喜んでいる所が、なんとも小物臭くてたまりません。

ミゼンが首長になってもジャックが首長になっても、人類にとって狼人間種族は脅威。

これでは、せっかくミゼンを倒した意味がありません。

はたして、女教師と化したメリッサはミゼンとジャックに何を教えるつもりなのでしょうか?

第56話の展開がとても気になりますね!

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その悪女に気をつけてください55話!まとめ

こちらでは55話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

その悪女に気をつけてください55話のまとめ
  • 暗く淀んだナインの瞳には、もはや実の兄の命を憐れむ気持ちなど微塵も残っていない…しかし次の瞬間、遠くから「待った!」という声が聞こえ、ナインはハッと我に返る。メリッサが一命を取り留めていたのである。
  • 一時はどうなる事かと思われたもののユーリ救出作戦はどうにか完了。全員無事に目的を達成し、メリッサは明るい笑みを浮かべていた。
  • アジトの外に連れてこられた正座をさせられるミゼンとジャック。聖剣を指し棒のように持ち構えたメリッサが、二人に対して不敵な笑みを浮かべていた。