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その悪女に気をつけてくださいネタバレ73話!あらすじ感想!ヨナの感情

ピッコマ独占配信の人気コミック「その悪女に気をつけてください」。

「続きが気になる!」
「メリッサはどうなる?」

こちらでは「その悪女に気をつけてください73話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回までのあらすじ

もなく小説のクライマックスシーンである魔物の侵略事件が勃発する事を知っているメリッサは、自室の机に向かって今後の対策を考え続けていました。

この戦いは、エンディングを迎える前に4人の男主人公達を活躍させようと、原作の小説の作者が無理やりねじ込んだイベント。

本来の筋書き通りなら何の問題もなく終わるパートですが、メリッサの数々の暴挙によってこの世界の状況が大きく変わってしまった今、無事に魔物を撃退できる保証はどこにもありません。

それでも今までの自分の行動が正しかったと信じているメリッサは、「物語を変えてしまった責任は自分で取る」と決意します。

一方その頃、エリザベス男爵邸にいたユーリは、魔法をかけた水晶玉を介してとある人物と近況報告の通話をしていました。

その話し相手は、メリッサの側近の侍女・ヨナ。

彼女は平凡な侍女を装っていますが、ユーリをして「神に愛されてる唯一の人」と言わしめるほど偉大な人物だったのです。

その悪女に気をつけてください73話のネタバレ

私に出来ること

ナインとヨナを伴ったメリッサは、意を決した表情で父・ポジェブラト公爵の部屋の前に立っていました。

近い将来、帝国内で強大な魔物との戦いが始まる。

原作の小説内では、4人の男主人公たちが力を合わせて魔物を撃退し勝利しますが、その戦禍は決して少なくありません。

魔物の襲撃でパニックを起こしたメリッサが負傷するだけでなく、彼女のせいで周囲の使用人たちも巻き添えを食ってしまいます。

そして、側近の侍女・ヨナも、その戦乱の中で命を落とす事に……。

悲惨な未来をよく知っているメリッサは、戦争で活躍して英雄になるよりも、大切な仲間を誰一人死なせたくないという思いを強く抱いていました。

自分に出来る事があるなら、今のうちに全て試す。

その信念を抱いたメリッサは、ポジェブラト公爵の力を借りるために彼の部屋を訪れたのです。

「公爵様、お話があります」

ドアを軽く2度ノックして声をかけると、中から「入れ」という声が聞こえてきます。

緊張の面持ちを浮かべたメリッサがゆっくりと扉を開け、室内に足を踏み入れました。

悲しい現実

ポジェブラト公爵と対面したメリッサは、もうじき魔物の封印が解けて大量の魔物たちが襲撃してくるだろうと切り出します。

自分一人で食い止めるのは難しいので、ポジェブラト公爵から皇室へ軍隊の応援を要請してほしいと訴えるメリッサ。

その話を聞いたポジェブラト公爵は唖然とした表情を浮かべ、「それは本気で言っているのか?」と尋ねました。

メリッサ本人は至って真面目に話していたつもりでしたが、父の目には何かの悪い冗談にしか聞こえなかった模様。

ポジェブラト公爵の反応を目の当たりにしたメリッサは、否応なく悲しい現実を思い知らされます。

誰もが羨む貴族令嬢といえども、所詮メリッサの権力は親の七光り。

弟のジェイクですら暗殺団の団長として独立した権力を発揮できるのに、自分は父親に納得してもらわないと何も出来ない非力な金持ちニートに過ぎません。

メリッサは社会の中で活動するためにも、家を出て職探しをする必要がありそうだと確信していました。

「剣術の腕前を披露したくて言ってるなら、いっそ狩りでもしたらどうだ?」

困り顔を浮かべながら、物静かな口調で娘を諭すポジェブラト公爵。

父と同様に困り顔を浮かべていたメリッサは、何と言えばこの話を信用してもらえるのかと頭を悩ませていました。

予期せぬアシスト

しばらくメリッサが押し黙っていると、突然隣から凛とした女性の声が聞こえてきます。

「神託がありました」

……え?

驚いたメリッサが顔を上げた先には、自分の横に立ってポジェブラト公爵に進言しているヨナの姿がありました。

「神託だと?」

ヨナの発言を聞いたポジェブラト公爵は急に真剣な顔つきに変わり、話の続きを促し始めました。

さっきまで全然信用してくれなかった父があっさり納得したのを目の当たりにして、メリッサは呆然とその場に立ち尽くしてしまいます。

「お嬢様、お話の続きを」

まるで、近いうちに魔物との戦争が起きる事を把握しているかのような態度をとるヨナ。

その振る舞いを見ているうちに、まさか彼女も小説の内容を知っているのではないのかという疑念が湧き上がり、二の句を継げなくなってしまいます。

メリッサが黙り込んでいると、無表情のままゆっくりと親指を立てたヨナが「お嬢様も私と一緒に神託をお聞きになりましたよね」と大嘘をつき始めました。

驚きのあまり、思わず吹き出してしまうポジェブラト父娘。

とっさにヨナの肩を掴んだメリッサは、「そんなの聞いてないわよ」と小声で耳打ちしました。

「これでご自由に発言できるじゃないですか」

「そりゃそうだけど……」

まだ頭の中が混乱していたものの、今はポジェブラト公爵に助力を求めるのが先決。

そう思ったメリッサは、機転を利かせたヨナのアシストに素直に便乗する事にしました。

「私の聞いた神託によれば、リプトンからほど近い都市のスダバックに魔物が出るとのことです……」

神託の威光を借りた途端、ポジェブラト公爵はさも当たり前であるかのように娘の話に聞き入り始めます。

想定外の展開はあったものの、メリッサはどうにか自分の知っている情報を父に伝え、協力を確約してもらう事が出来ました。

ヨナ・ホワイトポールの過去

「ちょっと、どういう事なのよ!」

ポジェブラト公爵の部屋から出たメリッサは、即座に廊下でヨナを壁ドンしてさっきの件を尋ねます。

何故ヨナが魔物の襲撃を知っているのか?
そして神託とは何の事なのか?

メリッサが物凄い剣幕で彼女を問い詰めるため、後ろに立っていたナインはどうしたら良いのか分からず狼狽してしまいました。

その一方、ヨナはいつもと同様、澄まし顔のまま眉一つ動かさず平然とメリッサの質問を流します。

「とっさに私に話を合わせてくれたんだったら礼を言うわ でも、それならどうして公爵は貴女の話を信じたの?」

あまりにもしつこく食い下がってくるメリッサに呆れたヨナは、小さく溜め息をついて返答しました。

「『事情』があるんです……と言えば見逃してくださいますか?」

「事情?」

意味深な言葉を聞かされたメリッサの脳裏に、ヨナに関する様々な情報がよぎります。

本名ヨナ・ホワイトポールは、没落した男爵家の家門の貴族令嬢。
主人であるメリッサに対しても遠慮しない毒舌家で金にがめつい。

しかし、原作の小説内に詳しい描写が無かった上に、本人から直に聞いた事も無かったため、改めて考えてみるとそれ以上彼女の事情を知らない事に気付かされます。

無表情なせいで心の内側までは分からないものの、ひょっとしたらこれは彼女にとって触れられたくない話題なのかもしれない。

そう思ったメリッサは「分かった」とつぶやき、言いたくなければ無理に答えなくて良いと返しました。

しばらく目を閉じて考え込むヨナ。

やがてゆっくりと口を開き、自らの意思で自分の過去を語り出しました。

この世には「神」と呼ばれるクソ野郎が存在していて、自分はそいつの身勝手な寵愛を受けて生まれてきた存在。

物心ついた時から、救いを求める多くの民衆が自分を「聖女」と崇め、神への祈りを強要してきた。

そんなクソみたいな生活が嫌になったから、神殿を逃げ出してきたのだとヨナは打ち明けます。

「にもかかわらず、いまだに私が神と繋がっていると信じている者たちがいる ただ、それだけの話です」

淡々とした口調で深くは語ろうとしないヨナでしたが、彼女が自分の出生に大きな絶望を抱えている事はメリッサにも伝わりました。

メリッサの答え

神……?
創造主……?
ここは「愛するアイツら」の著者が作った世界じゃないの……?

ヨナの話には理解できない点が多々あったものの、メリッサはあえてそれ以上詮索しませんでした。

多分、ヨナは作家のお気に入りキャラってところなのだろう。

それだけ分かれば十分だと思ったメリッサは、あっけらかんとした口調でヨナに話しかけました。

「そっか……なら、ご飯でも食べに行こう!」

「…………」

予想外の言葉をかけられたヨナの顔が、僅かに驚きの表情に変わります。

「はい、お嬢様」

すぐにいつものクールな表情に戻ったヨナは、素直にメリッサに付き従いました。

メリッサの性格をよく知っているナインは、小さくクスッと微笑みながら二人のやり取りを見つめていました。

「それより魔物対策の防衛線を張らないと ナイン、何か良いアイデアある?」

「僕がなんとかしてみせます」

「一人で立ち向かうとか言ったら怒るからね」

廊下を歩きながら、ナインと今後の作戦を練るメリッサ。

言葉には出さなかったものの、彼女の心の中はヨナへの想いが溢れていました。

大嫌いな神様の代わりに資本主義の神であるお金を信奉するのが私の侍女・ヨナ。
そして私も、現実の心配で頭がいっぱいな無神論者。

特別な事情を知ったからといって、今さら自分達の関係が変わる事はない。

それでいいでしょ?ヨナ……。

ずっとうつむいたまま、二人の後ろを静かに付いて歩くヨナ。

メリッサのささやかな心遣いに感動を覚えたヨナが小さく微笑んだ所で第73話は終了しました。

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73話を読んだ感想

今回は完全にヨナのメイン回でしたね。

メリッサに毒舌を吐きながらも要所要所で非凡な活躍を見せるヨナは、個人的にとてもお気に入りのキャラ。

彼女の意外な一面を見られて、非常に引き込まれるエピソードでした。

対魔物戦で犠牲者を出さないために、皇室の軍隊の出動要請をポジェブラト公爵に直訴するメリッサ。

「もうじき魔物が現れます」なんて非現実的な事をいきなり言われたら困惑するのは当然ですが、実の娘よりもヨナを信じるポジェブラト公爵の態度に思わず笑ってしまいました。

どうやら彼は、ヨナの素性を全て知った上で侍女として雇ったようですね。

神殿から逃げてきた彼女がどうやってポジェブラト家の侍女になったのか、その経緯が気になります。

きっと、ヨナが他人を遠ざけるような冷めた性格になってしまったのは、聖女として利用され続けてきた悲しい過去が原因なのでしょう。

第三者の身勝手な都合で孤独な人生を余儀なくされれば、他人を信用できなくなるのも無理はありません。

境遇が同じだからこそ、運命を嫌悪するユーリと相性が合うのでしょう。

そんなヨナにとって、自分の出生の秘密を知っても以前と全く変わらない態度で接してくれるメリッサは、衝撃的な存在に感じられたはず。

クールな侍女を演じながらも、ひそかに嬉しそうに微笑んでいたヨナの表情は、見ていてとてもホッとしました。

ユーリ同様、神との因縁によって縛られている彼女の心が解き放たれる事を願わずにいられません。

はたして、メリッサ達は原作の筋書きを塗り替え、誰一人犠牲者を出さない未来を築けるのでしょうか?

第74話以降の展開も要チェックです!

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その悪女に気をつけてください73話!まとめ

こちらでは73話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

その悪女に気をつけてください73話のまとめ
  • 悲惨な未来をよく知っているメリッサは、戦争で活躍して英雄になるよりも、大切な仲間を誰一人死なせたくないという思いを強く抱いていた。
  • 想定外の展開はあったものの、メリッサはどうにか自分の知っている情報を父に伝え、協力を確約してもらう事が出来た。
  • ヨナの特別な事情を知ったからといって、今さら自分達の関係が変わる事はない。それでいいでしょとメリッサのささやかな心遣いに感動を覚えたヨナ。