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その悪女に気をつけてくださいネタバレ75話!あらすじ感想!黒マントの正体

ピッコマ独占配信の人気コミック「その悪女に気をつけてください」。

「続きが気になる!」
「メリッサはどうなる?」

こちらでは「その悪女に気をつけてください75話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回までのあらすじ

前回は、メリッサとヨナがポジェブラト公爵に伝えた神託に関する作り話が皇室内でおおごとになり、メリッサが皇帝陛下から直々に大臣会議に呼び出されてしまう事態に発展しました。

今さら神託の件が嘘であるとも打ち明けられず、しぶしぶ皇帝の命令に従うメリッサ。

しかし、女たらしのイアンに勝るとも劣らないほどのろくでなし陛下に屈服するのも癪だと思い、謁見用の高級ドレスではなく運動用の戦闘服を着て皇宮の会議場に乗り込みます。

無作法極まりないメリッサの振る舞いを見て、敵意の眼差しを向けてくる出席者たち。

メリッサが彼らの予想通りのリアクションを心の中で失笑していると、突然意外な人物が隣に歩み寄ってきてメリッサを仰天させました。

その悪女に気をつけてください75話のネタバレ

シスコンスナイパー

「……へ?……なんであんたがここに……?」

大きく目を見開いたメリッサの隣に立っていたのは、不機嫌そうな顔をしたジェイクでした。

「ここに来る時に見てたくせに、そんなに驚くことないだろ」

ジェイクはムスッとした表情のまま、ゆっくりとメリッサの隣の椅子に腰掛けます。

道中、ポジェブラト公爵用の馬車の上にジェイクが座っていた事には気づいていたものの、まさか会議場内にまで付いてくるとは思ってもみなかったメリッサ。

さり気なく弟と距離を取りながら、どういう風の吹き回しなのかと尋ねました。

「急に政治に興味が湧いたの?それとも貴族達が恋しくなったとか?」

「ふざけるな そんなわけないだろ」

姉にメチャクチャな推論を投げかけられたジェイクは、急に頬を紅潮させて恥ずかしそうに口ごもり始めます。

「……姉さんが……こういう会議に出るのは初めてだから……気になって……」

……はぁ!?

またしても突然「姉さん」呼ばわりしてきたジェイクを見て、メリッサは背筋が寒くなる程の不快感を覚えずにいられませんでした。

「……それにイアンも居るし……」

「イアン?」

弟のジェイクが皇太子イアンの親友である事を思い出したメリッサは、きっと彼に会うために会議場に来たのだろうと納得しました。

「まぁ、いいわ 会議中は大人しくしてるのよ」

小さく溜め息をついて正面に向き直るメリッサ。

その横に座っているジェイクは密かに、うまく本心をごまかせてホッとしたような表情を浮かべていました。

会議場の人々

「皇帝陛下のご入場です」

しばらくすると、盛大なアナウンスと共に皇帝陛下と皇太子イアンが場内に姿を現しました。

「皆いかがお過ごしかね?」

豪華な装飾品で彩られた光り輝く皇帝服。
そして、その眩さに負けないほど明るく輝く皇帝のハゲ頭。

厳かな口調で一同に挨拶の言葉をかけた皇帝が玉座に腰掛けると、遂に大臣会議が開幕しました。

しかし、緊張感あふれる場内の雰囲気とは裏腹に、いつまで経っても参加者達はみんな好き勝手に他愛のない話題の雑談を続けてばかり。

その光景を冷めた目で観察していたメリッサは、正式な爵位を持たない自分がここに呼ばれても問題にならない理由を悟っていました。

所詮、大臣会議とは名ばかりのイベント。
こんなものは、おえらいさん達が暇つぶしの世間話をするための集会に過ぎない。

帝国の存亡にかかわる神託の件も、きっと彼らにとってはこの程度の駄話だと認識されているのだろう。

メリッサは次第に、意気込んで会議場に乗り込んできた自分の行動がバカバカしく思えてきました。

イアンとメリッサの事情

ふと視線を横に向けた時、ちょうどこちらに向き直ったイアンと目が合います。

「やあ メリッサ」

頬を赤らめ、遠方から爽やかなスマイルを送ってくるイアン。

ニッコリ微笑み返したメリッサは、口を大きく動かして彼にメッセージを伝えます。

婚……約……破……棄……早く……!

鬼の形相のメリッサに睨まれたイアンは、たちまち涙目になって視線を逸らしてしまいます。

相変わらず腑抜けた態度を見せる彼を見て、メリッサは呆れて物が言えませんでした。

イアンがメリッサとの婚約を解消できない理由は、大きく分けて二つ。

一つは、ポジェブラト家との関係が断たれ、政治的な後ろ盾を失ってしまう事への懸念。

そしてもう一つは、母親である現皇后の処遇問題です。

イアンの母はもともとは単なる侍女で、皇帝の寵愛を受けて側室になれた女性。
もしも息子のイアンが皇帝の座を継げなければ、王宮から追い出されてしまう微妙な立ち位置にあります。

良く言えば「親孝行」、悪く言えば「マザコン」であるイアンが、婚約破棄の話を母に切り出せるはずがないのは明白。

メリッサもその事情は十分に理解していました。

しかし、皇帝になれなかったら困るのは自分の方なのに、平然と身勝手な浮気を繰り返していたイアンの行動をどうしても許せず、全く同情する気にはなれませんでした。

イアンはもう大人なんだから、自分のやった事の尻拭いを本人にさせるのは当然よ……!

狼狽するイアンの姿を目の当たりにしても、心を鬼にしたメリッサが婚約破棄への決意を翻す事は一切ありませんでした。

四面楚歌

メリッサが無言のままイアンを睨みつけていた時、隣に座っているジェイクが軽く肩を小突いてきました。

ジェイクが指差す方向に視線を向けると、会議の議長を務める皇帝が「本題に入ろう」と言ってメリッサの方を見ていました。

「メリッサ・ポジェブラト 神託を受けたという例の話を聞かせてくれたまえ」

「……承知しました 陛下」

ようやく自分の出番が回ってきた事に気づいたメリッサは、真剣な面持ちでゆっくりと立ち上がりました。

大魔術師によって約150年前に封印された魔物の結界が崩壊し、もうすぐ帝国は恐るべき魔物に襲撃される。

メリッサの不穏な話を聞いた参加者達は一斉に眉をひそめ、大声で彼女に食って掛かりました。

「馬鹿げてる!何を根拠にそんな事を言ってるんだ!」

「聖女でもないくせに、そんな話を信じられるか!」

「ふざけてないで帰りなさい!」

大勢の貴族達に罵倒されたメリッサは、顔をしかめて黙り込んでしまいます。

困った事に、魔物の襲撃事件が必ず起きると証明する手段がありません。

しかもこの国の貴族達は、周辺諸国との戦争すら経験した事のない平和ボケした連中ばかりで、絶望的なほど危機感が無いのです。

帝国が抱えている軍隊といえば、皇室の近衛騎士団だけ。
それ以外の武装集団の活動が全て法で禁じられている現状、このまま強大な魔物に攻撃されれば、この国はひとたまりもないでしょう。

業を煮やしたメリッサは思い切り机を叩き、自分の話をもっと真剣に聞いてほしいと訴えました。

「信じがたい話なのは重々承知ですが、今の帝国には魔物を封印できる凄腕の大魔術師が居ないでしょう!?だから、いつ戦いが起きてもいいように、備えくらいはしておくべきではないのですか!?」

しかし、貴族達はメリッサの提案に聞く耳すら持たず、口汚い言葉で彼女を罵り続けます。

正面の玉座に腰掛けている皇帝は、ずっとニヤニヤしながらこの光景を傍観。
その態度を見れば、最初からからかうためにメリッサを大臣会議に呼んだのは明らかでした。

自分の話を素直に信じてもらえるなんて期待していなかったとはいえ、四面楚歌の状況に追いやられたメリッサはさすがに強いショックを受けます。

今の自分に出来る事といえば、ピーコックから奪い取った金で自警団を結成する事くらい。

けれども、屈強の傭兵たちはピーコックを逮捕した際に一緒に投獄されたため、魔物に正面から立ち向かえる戦士はほとんど残っていません。

なすすべがないメリッサは無言のままうつむき、悲嘆に暮れた表情でその場に立ち尽くしました。

禁断の銃声

その時、突如乾いた火薬音が辺りに響き、騒然としていた室内が一気に水を打ったような静けさに包まれます。

驚いたメリッサがゆっくり顔を上げると、隣に座っていたジェイクがライフル銃を天井に向けて立っていました。

その銃口からは微かに硝煙が立ち上っていて、あろうことか大臣会議の最中に発砲したのは明らかでした。

「静かにしろ 姉さんが話してるだろ……」

何食わぬ顔で一同を一喝するジェイク。

貴族達だけでなく、隣にいるメリッサからも食い入るように見つめられている事に気づくと、急に恥ずかしそうな表情に変わり、フードをかぶって座り込んでしまいました。

何やってんの、ジェイク……。
とうとう狂った……?

弟の予期せぬ行動を目の当たりにしたメリッサは、顔面蒼白になって固まってしまいます。

皇帝陛下の前での武器を使った野蛮な行為は、御法度中の御法度。
このままジェイクが不敬罪で捕まれば、せっかくの貴重な戦力を失ってしまいます。

不安に駆られたメリッサが絶句していると、突然大声をあげて笑い出した皇帝が場内の沈黙を破りました。

「アハハハハ!こいつは驚いた!ジェイク卿とレディ・ポジェブラトは不仲だと聞いていたが違うようだな!」

どう見ても笑う所ではないのに、まるでイタズラが成功して喜ぶ子供のように高笑いを続ける皇帝。

狂っているとしか思えない男たちのハチャメチャな行動を目の当たりにしたメリッサが、唖然とした表情で固まってしまった所で第75話は終了しました。

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75話を読んだ感想

前回のラストでメリッサの隣にやって来た黒マントの人物は、やはりジェイクでしたね。

ちょっと前までは口をきくのも嫌な程いがみ合っていた関係なのに、姉の事が心配でわざわざ会議場にまで乗り込んできたジェイク。

すっかりツンデレキャラが板についていて、思わず笑ってしまいました。

とっさにイアンの話を切り出してごまかす所も、小動物みたいな愛くるしさがあって萌えますね。
さすが一度ウサギになっただけの事はあります。

そのイアンは、父である皇帝と共に会議場に入室。

見事なまでに禿げ上がった皇帝の頭を見ていると、いずれイアンもこんな風にハゲてしまうのではないかと心配になってしまいました。

イアンは皇室の後継者問題を気にするよりも、自分の薄毛に警戒した方が良いのではないでしょうか。

しかも禿頭の皇帝は、メリッサの神託話を真面目に聞くためではなく、公衆の面前で恥をかかせて笑い者にするためにメリッサを会議場に呼びつけた程のひねくれ者。

聞きしに勝る外道っぷりを目の当たりにして、強い怒りを覚えずにいられませんでした。

きっと皇帝は息子とメリッサの不和を知り、数の暴力によって生意気な悪女を屈服させようというのでしょう。

いかにもお高く気取った権力者らしいやり口で、イアンが歪んだ性格の青年に育った理由が分かったような気がしました。

会議場で完全に孤立してしまい、自分の無力さに打ちのめされるメリッサ。

そんな彼女をかばうために会議場でいきなり銃をぶっ放したジェイクの行動は、ハリウッド映画のヒーローみたいで最高にカッコよかったです!

理不尽な貴族達をギャフンと言わせる展開は、見ていて胸がスカッとしますね。

そして、ジェイクの行動を見た皇帝も、何やらポジェブラト家の破天荒な振る舞いを楽しんでいる模様。

はたして、先の読めない言動が目立つ皇帝は、メリッサの軍隊出動要請を素直に受け入れてくれるのでしょうか?

第76話の展開から目を離せません!

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その悪女に気をつけてください75話!まとめ

こちらでは75話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

その悪女に気をつけてください75話のまとめ
  • 大きく目を見開いたメリッサの隣に立っていたのは、不機嫌そうな顔をしたジェイクだった。
  • 狼狽するイアンの姿を目の当たりにしても、心を鬼にしたメリッサが婚約破棄への決意を翻す事は一切ないのだった。
  • 突如乾いた火薬音が辺りに響き、騒然としていた室内が一気に水を打ったような静けさに包まれる。驚いたメリッサがゆっくり顔を上げると、隣に座っていたジェイクがライフル銃を天井に向けて立っているのだった。