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「女の園の星」ネタバレ2話!あらすじ・感想を紹介!その名タピオカ!

広告で大人気の「女の園の星」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「女の園の星2話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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女の園の星2話のあらすじネタバレ

授業中に現れた犬

チョークの乾いた音が響く静かな教室。

国語の授業を行っていた星先生は、無表情のまま黒板に向かって教科書の重要事項を板書していました。

しばらくすると、静かだった教室内が急に騒々しくなり、生徒達が口々に「犬!犬!」とわめき始めます。

「犬……?」

驚いた星先生が振り返ると、生徒達が窓から外を眺めていました。

校庭に犬が入ってきたのだろうか……?

状況を確認しようとベランダに出た星先生の目に、とんでもない光景が飛び込んできました。

リードに繋がれた一匹の犬が上の階から吊り下げられていて、まるでミッションインポッシブルのトム・クルーズのように宙ぶらりんの状態になっていたのです。

星先生が急いでリードの紐を外して犬をベランダに下ろすと、さっきまで悲しげに鳴いていた犬がすぐに笑顔になって尻尾を振り始めました。

ベランダから怪訝そうな表情で上の階を見上げていた星先生は、血相を変えて身を乗り出す3階の女子生徒達と目が合います。

その数分後。
3年2組から下りてきた2人の女子生徒が犬を保護し、「お騒がせしました」と言いながら星先生に謝っていました。

星先生が犬のことを尋ねると、その女子生徒達は3年2組で飼っている副担だと答えます。

「フクたん?かわいい名前ですね」

「いえ、名前ではなくうちの副担任の中村先生の代わりで『副担』ですよ」

「ああ、そっちの副担ですか……」

星先生は苦笑しながら、「中村先生の代わりとはどういう意味ですか?あの人は余命わずかなんですか?」と縁起でもないことを尋ね出しました。

すると3年2組の女子生徒達は顔をしかめ、「中村先生は倫理を教えているくせに、いつも酒臭いし目つきも悪いし、小声で喋るから何を言っているのかさっぱり分からない」と愚痴をこぼし始めます。

その点、「こっちの副担」の方が遥かに皆の役に立っている、と主張して微笑む女子生徒達。

実際、その犬は2年生の女子生徒達からベランダ越しに可愛がられていて、みんな楽しそうな笑顔を浮かべています。

「では、この犬が副担なら、中村先生の役職は何になるんですか?」

星先生が聞くと、3年2組の女子生徒達は平然とした顔で、「『たまに教室に入ってくるおじさん』です」と答えました。

「とにかく、今後ベランダでの犬の管理には十分注意してください」

再び頭を下げた3年2組の女子生徒達は、犬を連れて自分達のクラスに戻って行きます。

ぴょこぴょことキュートに足を動かしながら去って行く犬の後ろ姿を見送っていた星先生は、「そもそも教室で犬を飼うってどういう事……?」と心の中で自問し続けていました。

クラス犬の正体

職員室に戻った星先生は、3年2組の担任である郡司先生に呼び止められました。

「いやぁ~すみませんね、星先生!うちのクラス犬が迷惑かけちゃって……」

まるで実在する役職であるかのように「クラス犬」という言葉を当たり前のように使う郡司先生。

あの犬をどういう経緯で飼うことになったのかと星先生が尋ねると、郡司先生はばつが悪そうに頭を掻きながら事情を説明し始めます。

もともとあの犬は、郡司先生の実家で飼っていた愛犬のセツコ。
父親が入院したため実家で世話をするのが難しくなり、退院までの3週間限定で郡司先生が預かることになったとのこと。

ところが、郡司先生の娘さんが犬アレルギーであることが発覚し、自宅に置いておくことも不可能に。

そこで仕方なく、3年2組のクラス犬として学校で飼育することになった、と郡司先生は言いました。

本来であれば、受験を間近に控えて大変な時期の3年生のクラスに犬を連れてくるのはありえない話。

しかし、犬がいた方が受験勉強のストレスが軽減されて良いだろうと校長先生が判断したため、無事に飼育許可が下りたのです。

セツコが吠えたり暴れたりしない大人しい性格であることも、早期に学校側の許可が下りた要因の一つ。

今や他のクラスの生徒達が会いに来るほど、セツコは3年生の間で大人気のアイドルになっている、と郡司先生は顔を綻ばせました。

郡司先生のお願い

3年2組でセツコを飼うことになった経緯を説明し終えた郡司先生は、星先生にお願いがあると切り出します。

「明日から3年生は勉強合宿で学校を離れなければならないので、3日間だけセツコを星先生のクラスで預かってほしいんです」

両手を合わせて祈るようなポーズをとりながら、「派遣ならぬ派犬……なんちゃって!」としょうもない親父ギャグをかます郡司先生。

星先生は無表情のまま彼の顔をジッと見つめ、具体的に何をしたら良いのかと尋ねます。

早朝の散歩、日中はご飯とトイレと教室での戯れ。
その後は、副担任の中村先生が23時過ぎまで世話をしてベランダのケージに鍵をして帰るから夜の事は心配しなくて良い、と郡司先生は答えました。

「そうですか……分かりました」

十分に対応できそうな作業なので、星先生は郡司先生のお願いを引き受けることにします。

唯一気がかりだったのは、2年4組の女子生徒達の中に犬を怖がる子がいないかという点でした。

しかし、試しにセツコを教室に連れて行った所、全女子生徒が黄色い歓声を上げてセツコを大歓迎し、星先生の不安はあっさり杞憂に終わりました。

セツコを撫でていた一人の女子生徒が下腹部を覗き込み、「あれ?こいつ、オスじゃん」とつぶやきます。

「オスなのにセツコ?」

「名前変えようよ」

「タピオカにしよ」

「いいね、タピオカ」

星先生は犬用のリードを持ちながら、セツコの名前が瞬く間にタピオカに改変される様を呆然と眺めていました。

眉毛事件

その次の日。
星先生は職員室で、郡司先生の飼い犬について小林先生と話し込んでいました。

「小林先生、3年2組に犬がいたの知ってましたか?」

「いたいた!俺、3年生も授業持ってるんで、昨日教室行った時はビックリしましたよ!」

その話題を切り出された小林先生は眉をひそめ、犬恐怖症だからすぐに犬をリードで手すりに繋いでベランダに追い出してしまったと打ち明けます。

昨日授業中に上から犬が降ってきたのが小林先生の仕業だったことを知り、星先生は呆れた表情を浮かべました。

犬恐怖症になってしまった経緯を星先生に尋ねられた小林先生は、神妙な顔つきで昔話を語り始めます。

「小学生の頃、近所にいつも吠えてる犬がいて、うるさかったからその犬にマジックで眉毛を描いてやったんですよ そしたら後で飼い主のおじさんにバレて、逆に俺がおじさんに油性ペンで顔中に落書きされちゃって……」

小林先生は当時の事を回想しながら、さも恐ろしげに表情を曇らせます。

その日以来、どういうわけか飼い主のおじさんは油性ペンで落書きをする快感を知り、自分の犬にマジックで落書きをする趣味に開眼。

眼鏡をかけた真面目そうなおじさんがケタケタ笑いながら変な模様を犬の全身に落書きしている所を見てトラウマになり、小林先生はすっかり犬恐怖症になってしまったと打ち明けました。

「……それは犬恐怖症じゃなくて、おじさん恐怖症じゃないんですか?」

星先生に真顔でツッコまれた小林先生は、「犬を見ると条件反射的にあのおじさんのことも思い出してしまうんですよ」と釈明します。

元はと言えば他人の犬に眉毛を落書きする方が悪いとはいえ、小学生男子のやる事なんてそんなものだろうと失笑する小林先生。

「高校生にもなると、さすがにそんな低レベルな事はしないでしょうけどね」

星先生は小林先生の思い出話を聞いて、女子高校生たちに犬の世話を任せて良かったと心の中で安堵しました。

その日の帰りのホームルーム。
2年4組の教壇に立っていた星先生は、真顔で生徒達を見渡し、全員に目をつむるように指示していました。

星先生が握っているリードの先には、油性ペンで極太眉毛を落書きされた犬の姿がありました。

「セツコに……タピオカに眉毛を描いた者、またはその行為に関わった者は挙手しなさい」

しばらくすると、2年4組の女子生徒全員がゆっくりと手を上げ始めます。

星先生は無表情のまま、その光景を黙って見つめ続けていました。

消えたタピオカ

その翌朝。
油性ペンの落書きを消すために犬用シャンプーを買ってきた星先生は、始業よりだいぶ早い時間に2年4組の教室に向かいます。

教室のドアを開けると、すでに登校していた数名の女子生徒たちが顔を強張らせてベランダの傍に立ち尽くしていました。

「星先生……タピオカがいないんですけど……」

驚いた星先生がベランダに出てみると、昨晩ケージの所にリードを固定したはずのタピオカの姿がリードごと消失していました。

「昨日みんなで眉毛なんか描いたりしたから傷ついて逃げたのかも……」

女子生徒たちは表情を曇らせ、自責の念に駆られ始めます。

星先生は教室の中にいる女子生徒たちを集めると、手分けして校内を探すよう指示しました。

ベランダで一人になった星先生は、空のケージを見て一つの違和感を覚えます。

中村先生が夜の世話をして帰ったのであれば、ケージに鍵がかかっているはずなのに、ケージには鍵をかけられた形跡がありません。

たとえ中村先生がケージに鍵をかけるのをうっかり忘れたとしても、ベランダのドアを施錠することまで忘れることはありえないので、タピオカがベランダから自力で出られるはずがない……。

そう思った星先生は、校舎の外を見て回ることにしました。

しばらく辺りを歩いていると、植え込みの水道の所でタピオカをシャンプーしてあげている中村先生の姿が目に飛び込んできました。

「おはようございます、中村先生……」

星先生が声をかけると、眼鏡をかけた人相の悪い中年男がゆっくり振り返り、朝の挨拶を返してきます。

「少し焦りました タピ……いや、セツコがいなかったもので……」

中村先生は犬をケージから勝手に出したことを小声で謝ると、「明るくなってからセツコの落書きを落とそうと思って、昨晩は体育教官室に泊まったんです」と打ち明けました。

「セツコの眉毛を見て僕は……教師になって初めて声を出して笑ったんです そして初めてお酒を一滴も飲まない夜を過ごしました」

中村先生は無表情のまま、優しい手つきでタピオカの身体を洗い続けます。

「好きなんですね、セツコのこと」

「好きですよ この学校で僕の目を見てくれるのはこいつだけなんで……」

ホースの水でシャンプーを洗い流した中村先生は、タピオカの身体をタオルで丁寧に拭きました。

洗体が終わったタピオカはハッハッと息を切らしながら、星先生の足元に素早く駆け寄ってきます。

その顔面には、油性ペンで描かれた眉毛がくっきりと残っていました。

「全然落ちてないじゃないですか」

星先生にツッコまれた中村先生は、「ふっ……」と小さく照れ笑いを浮かべます。

タピオカの身体にリードを繋いだ星先生は、植え込みのブロックに座りながら中村先生にシャンプーのお礼を言い、陽だまりの中でしばらく身体を乾かせてから散歩に連れて行くと伝えました。

「僕も濡れちゃったんで……一緒に乾いていきます……」

中村先生は無表情のまま、星先生の隣に座って小さく溜め息をつきました。

早朝の学校で、植え込みのブロックに座り込んでいる無表情の中年男たち。

遠くからその光景を見ていた小林先生は、あの二人はあんな所で何をしているのかと首をひねらずにいられませんでした。

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2話を読んだ感想

学校にいきなり動物が出現するのは、学生時代のあるあるネタの一つですね。

体育の授業の時に校庭に犬が乱入して皆で大騒ぎした過去を思い出し、何となく懐かしい気分になりました。

クラスでウサギや鳥を飼育している学校は珍しくありませんが、犬を飼っている所はあまり多くない印象を受けます。

最近では、東京都杉並区にある立教女学院小学校が動物介在教育の一環として学校犬を飼っていることがYahooニュースに載って話題になっていました。

犬は人間との相性が良く、子供たちの教育にピッタリなパートナーだと思うのですが、万一生徒が噛みつかれたりすると責任問題になるから二の足を踏んでしまうのかもしれません。

セツコ(タピオカ)のような可愛い犬がいたら、きっと学校に行くのが楽しくなるでしょうね。

大盛り上がりの2年4組を見て、非常に羨ましい気持ちになりました。

しかし、「高校生にもなれば犬の顔に落書きなどしないだろう」という小林先生の壮大な前振りの後、顔面に眉毛を描かれたセツコ(タピオカ)がいきなり登場した時は思いきり笑ってしまいました。

本作品は実にストーリーの緩急の付け方が上手く、予期せぬタイミングで絶妙な笑いをぶっこんでくるのが最高です。

また、星先生が真面目な顔で毒舌を吐くツッコミシーンも個人的にツボにはまっています。

犬が副担任の中村先生の代わりだと紹介された時、「中村先生は余命短いんですか?」という星先生のツッコミを見て思わず大爆笑しました。

紳士的に見えて容赦ない言葉をぶつける星先生。
怖そうに見えて乙女のような繊細な心を持つ中村先生。

セツコ(タピオカ)を介して二人の中年男性教師の間に奇妙な友情が芽生えるシーンは、シュールな笑いと謎の感動が相まって涙が出そうになるほど胸を打たれました。

犬が学校に来て喜んでいたのは、女子生徒たちではなく先生たちの方だったのかもしれませんね。

郡司先生が帰ってくるまでにセツコ(タピオカ)の眉毛の落書きを消せるのか?

一番大切な事を思わず忘れてしまうほどの壮大なラストシーンに脱帽です!

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女の園の星2話!まとめ

こちらでは2話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

女の園の星2話のまとめ
  • 突如教室に入ってきた犬。その正体は3年2組で飼っていたセツコだった。
  • 勉強合宿が行われるため3日間だけ星先生のクラスでセツコを預かることに。
  • セツコ改めタピオカ。マジックで眉毛を書かれ行方をくらましたが、中村先生がシャンプーをしているだけだった。