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「女の園の星」ネタバレ3話!あらすじ・感想を紹介!漫画家志望の松岡!

広告で大人気の「女の園の星」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「女の園の星3話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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女の園の星3話のあらすじネタバレ

漫画家志望の少女

2年3組の教室では、国語のテストが行われていました。

静まり返った室内に響くシャーペンの筆記音。

星先生が教室の中をゆっくり歩きながら見回りをしていると、テスト中にもかかわらずこっそり漫画を描いている一人の女子生徒の姿が目に飛び込んできます。

眼鏡をかけたポニーテールの生徒・松岡さんは、傍に歩み寄って来た星先生に机を指でノックされて注意されると、顔を真っ赤にして漫画を片づけてテストに戻りました。

国語の授業が終わって職員室に戻った星先生は、さっき彼女の描いていた漫画の内容がずっと気になっていました。

し……死んでる……。

チラッと見えたコマに書かれていたセリフを思い返してみると、一体誰が死んだのだろうという疑問が湧き上がってきます。

星先生は2年3組の担任である小林先生の方に視線を向け、松岡さんが授業中に漫画を描いていたことを伝えました。

「え?漫画ですか?すみません、注意しときます」

険しい顔つきになった小林先生とは対照的に、当の星先生は松岡さんを責めるどころか好意的に受け取めるような態度をとります。

実は、星先生は大学生の頃に漫画研究会に所属していたため、彼女の行動に共感を覚えていたのです。

星先生はデスクワークを続けながら、大学時代の思い出を小林先生に語り始めました。

漫画を読むのが好きだからという軽い気持ちで漫画研究会に入部した星先生は、他の部員に合わせて下手なりに頑張って漫画を描いていました。

しかし、いつしかサークル内で複数のカップルが出来上がると、単なる遊び場と化してしまった漫画研究会に星先生の居場所がなくなります。

癪に障った星先生は悔し紛れに、自分がマン・ケーン教という謎の教団の教祖になって大学の全サークルを牛耳る超大作ホラー漫画を描き上げ、それを置き土産に漫画研究会を出て行ったのでした。

松岡さんのお願い

星先生と小林先生が話し込んでいると、ちょうどそこに松岡さんが学級日誌を持ってやってきます。

松岡さんが担任の小林先生に日誌を渡して帰ろうとした時、星先生がデスクワークをしながら淡々とした口調で彼女に注意事項を伝えました。

「松岡さん、これからは授業中に漫画を描くのは慎んでください 他の先生方に取り上げられると、職員室内で回し読みされかねませんよ」

顔を真っ赤にして即座に謝った松岡さんは、少し黙り込むと、「星先生も昔漫画を描いてたんですよね?」と尋ねました。

その言葉を聞いた星先生の手がピタッと止まり、「どこまで聞いてたんですか?」と聞き返します。

「マン・ケーン教の教祖になる所まで……」

星先生は聞き苦しい会話を耳に入れてしまったことを謝罪し、すぐにその話を記憶から消すよう松岡さんに伝えました。

しかし、松岡さんは真剣な表情のまま、星先生にどうしても聞いてほしいお願いがあると切り出します。

プロの漫画家を目指しているものの、自分の作品をブログにアップロードしても誰にも見てもらえず、出版社に持ち込みしても相手にすらしてもらえない、と悩みを打ち明ける松岡さん。

来月予定されている同人誌即売会に出すための作品を描いている真っ最中なので、経験者の星先生から見た率直な意見を頂きたいと言い出しました。

「僕で良いのなら拝見しますが……」

チラリと小林先生に視線を向けた星先生は、意見が偏らないように小林先生にも一緒に読んでもらおうと提案します。

道連れにされた小林先生は複雑な表情を浮かべながらも承諾し、松岡さんの取り出した漫画作品に目を向けました。

エターナルカオル

松岡さんが描いている作品のタイトルは、「エターナル カオル」。

主人公の美少女・カオルとその恋人ポジションのキャラと思しき美少年が寄り添っている姿が表紙に描かれていて、きっとロマンティックな恋愛劇を綴った少女漫画なのだろうと星先生達は思いました。

「いっけな~い!遅刻遅刻!目覚まし時計もママも役に立たないんだから!」

ロングヘアーの美人女子高生・カオルが口にパンを咥え、困り顔で街中を疾走している光景が一コマ目に描かれています。

平凡な女子高生の日常が丁寧に表現されていて、読んでいた星先生達は微笑ましい気持ちになりました。

しかし次の瞬間、カオルは曲がり角の所で横から来た美少年と激突し、二人は思いきり吹っ飛ばされます。

「いったぁ~い!何なのよ、もう!遅刻しちゃうじゃ……」

尻もちをついたカオルが文句を言いながら体を起こす一方、彼女にぶつかった美少年はアスファルトの地面で頭を強打し、倒れ込んだままピクリとも動きません。

「し……死んでる……」

表紙に載っていた主人公格のイケメンキャラが登場からわずか数コマでいきなり死亡し、星先生達はあぜんとしてしまいました。

警察に捕まったカオルは、取り調べが終わって釈放されると、再び口にパンを咥えて学校に向かって駆け出します。

カオルが学校に着くと、なぜかクラスメイト達の持っているスマホが一斉に鳴り出し、画面上に不気味なメッセージが浮かび上がりました。

これより暗黒のゲームを始める……。
まずは生贄となる生徒を12時までに一人選べ……。

いきなり謎のゲームが始まって動揺するクラスメイト達。

しかし、その展開を読まされている星先生達の方が、もっと強い動揺を覚えずにいられませんでした。

「12時まであと1分しかないじゃないか!」

「さもないと強制的に誰かが……!」

その時、教室内に悲鳴が上がり、一人の男子生徒が床に倒れ込みます。

カオルの友達である田中くんが死亡。

物語が始まって数ページ足らずのうちに早くも二人目の死亡者が現れ、星先生達は沈んだ気分になりました。

家に戻ったカオルは、自室の本棚に一枚の写真が挟まっていることに気づきます。

そこには、二人の赤ん坊を抱き締めている若かりし頃の両親が写っていました。

「赤ちゃんが二人……?私は一人っ子のはずよ……!」

カオルがその写真を持って母親の所に駆けよると、母親は悲しそうな顔をして言いました。

「カオル……とうとう見つけてしまったのね……いつかは貴女に話さなきゃと思っていたんだけど、貴女には生き別れた双子の姉がいるのよ……」

ショックを受けたカオルは、「そんな話、信じない!」と叫んで家を飛び出します。

ちょうどその時、家の前を大型トラックが通りかかり、カオルは無残にもトラックに跳ね飛ばされてしまいました。

病院で奇跡的に命を取り留めたカオルでしたが、頭を打った衝撃で記憶喪失に陥り、母親の顔を見ても誰だか分かりません。

母親は生き別れの姉をカオルの前にいきなり連れてきて、カオルが退院したらまた4人で一緒に暮らそうと約束しました。

母親と生き別れの姉がお見舞いから帰ると、カオルは病室の窓から二人の後ろ姿をジッと見つめます。

すると、病院の前の広場を歩いていた生き別れの姉が突然車椅子に轢かれ、地面の上に倒れ込みました。

「し……死んでる……」

星先生達はそこまで読むと大きく溜め息をつき、無表情のまま固まってしまいました。

奇譚の展望

「何を描きたいんですか?」

エターナルカオルを読み終わった星先生は、全く話のテーマが見えないのでどういう気持ちで読んだらいいのか分からないとつぶやきます。

「一応イメージとしてはミステリーなんですけど……」

「ミステリーすぎます いろいろな要素を詰め込み過ぎてカオスです」

星先生に図星を突かれた松岡さんは、顔を赤くして言葉に詰まってしまいます。

「でも主人公が警察署からパンくわえて出てきたのは面白くて好きだよ」

小林先生が松岡さんをかばうようにして自分の感想を述べると、松岡さんは「別に面白くしようとしたつもりはないんですけど……」と真顔で答えました。

ラブコメ、学園ミステリー、生き別れの家族愛、記憶喪失ドラマ……。

いろいろなテーマの作品を描けるのは素晴らしいが、ミックスしたら読者が迷子になってしまう点には注意した方がいい、と星先生はアドバイスして原稿を松岡さんに返却します。

「ちなみに、この後はどういうお話になっていくんですか?」

星先生が何気なく尋ねると、松岡さんは真剣な表情に変わり、「退院したカオルは自宅に戻らず、アフリカに行きます」と答えました。

「……え?」

あまりにも予想外のキーワードが飛び出し、星先生たちはあぜんとした表情で松岡さんを見つめました。

自分に関わる人間がみんな不幸になるのではないかという自責の念に駆られたカオルは、日本を出てアフリカに逃避行。

アフリカの大自然と触れ合ううちに環境問題への意識が高まり、動物保護活動を始めるようになります。

しかし、獣医免許を取るために大学で獣医学を専攻しようとした矢先、ビザが切れて強制的に日本に戻されます。

自宅に戻っても、すでに家族はカオルを探す旅に出ていてもぬけの殻。
学校も暗黒ゲームのせいで廃墟と化していて、友達は全員死亡。

カオルの孤独の旅が今幕を開ける……という流れでフィナーレを迎えると松岡さんは展望を語りました。

その話を聞いた星先生たちは無表情のまま下を向き、「まぁ動物モノも押さえておきたいよね……」と小声でつぶやきます。

星先生たちの反応を見てすっかり自信を無くしてしまった松岡さんは、ガックリと肩を落として職員室から出ようとしました。

あまりにも松岡さんが不憫に思えてきた星先生は、彼女を呼び止めると、自分が続きのストーリーを考えてみると言い出します。

「あの状態から持ち直せます?お姉さん、車椅子に轢かれて死んじゃいましたよ」

「大丈夫です アフリカに行く手前なので何とかなるでしょう」

星先生はノートパソコンでプロットを作成し始めると、10分で仕上げてみせると豪語しました。

シン・エターナルカオル

その2週間後。
星先生の考案したストーリーを採用した松岡さんは、見事にエターナル カオルを完成させることが出来ました。

松岡さんは完成品の本を職員室に持ってくると、星先生達に感謝の言葉を伝えます。

すると、星先生は小林先生に視線を向け、「せっかくなので小林先生に読んでもらいましょう」と提案しました。

「え?いいんですか?」

嬉しそうに微笑んだ小林先生は、エターナル カオルの続きのページを読み始めます。

「し……死んでる……」

生き別れの姉が病院の前の広場で車椅子に轢かれて命を落とす所を病室の窓から見ていたカオルは、ショックのあまり顔面蒼白になってしまいました。

しかし次の瞬間、どこからともなく明るい音楽が流れだし、辺りにいた人々が一斉に手を取り合ってフラッシュモブのダンスを披露し始めます。

「そんなこ~とで死ぬわけないじゃ~ん」

「え……?」

漫画の中で驚愕の表情を浮かべるカオルと同様、衝撃の展開を目の当たりにした小林先生の顔も即座に固まってしまいました。

曲がり角でカオルとぶつかって死亡した美少年や、暗黒ゲームに巻き込まれて死んだ田中くんも、続々と広場に集まって楽しそうに踊り出します。

もしかして、フラッシュモブで強引に押し切ろうとしているのか……?

小林先生の顔がたちまちにして無表情になりました。

「カーット!OK!」

その時、監督の掛け声と共に大勢のスタッフがカオルのもとに駆け付け、万雷の拍手を送られながらクランクアップを迎えます。

全ては映画の撮影の話だった……。

怒涛の展開を目で追っていた小林先生は、「蒲田行進曲のパクリじゃないか……」と心の中でツッコまずにいられませんでした。

すると、突然辺りが暗転し、舞台が激変します。

大勢の怪しげな信者たちがひれ伏す集会場の祭壇に、まばゆいオーラを放つカオルが神のように掲げられていました。

彼女がかすかに微笑んだのを見て、信者たちは一斉にざわつきます。

交通事故に遭って以来ずっと昏睡状態に陥っているカオルは、まるで彼女だけ時が止まったかのように永遠の若さと美貌を保ち続ける神秘的な生命体と化していました。

カオルをカリスマと崇めるエターナル・カオル教は、300年もの長きに渡って世界を支配し続けている巨大勢力。

今日もエターナル・カオル教の信者たちは集会場に集まり、唯一神カオルに敬虔な祈りを捧げ続けるのでした。

「……」

完成したエターナル カオルを読み終えた小林先生は、「アフリカ行った方が良かったですよ」と真顔でつぶやきます。

「やっぱり10分じゃ無理でした」

沈痛な面持ちの星先生たちとは対照的に、新たな可能性を見出した松岡さんは満面の笑みを浮かべて次回作への希望に燃えていました。

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3話を読んだ感想

今回のエピソードは、読んでいて何度も大声をあげて爆笑してしまった神回でした。

松岡さんの描いたエターナル カオルは、どことなく実写版デビルマンを彷彿とさせる狂気に満ちています。

永井豪氏の描いた漫画版デビルマンは後世のクリエイターに多大な影響を与えた名作ですが、那須博之監督の実写映画版は「邦画史上最悪のクソ映画」とも酷評される迷作として有名です。

その理由の一つが、約2時間の尺に全てを強引に詰め込もうとするめちゃくちゃなストーリー展開。

シレーヌとの死闘の結末がうやむやなまま終わったり、原作でさんざん苦しめられたジンメンをワンパンKOしたりと、あまりにもツッコミどころが多すぎて陰惨としたシリアスな世界観がぶち壊しになっています。

エターナル カオルも多種多様なテーマを盛り込み過ぎて、何かの悪夢を見ているような気分にさせられました。

最初はシンプルな恋愛漫画と思わせておいて、次々と登場人物が理不尽に死んでいく異常なストーリーは、ムンク並の狂人でなければ描けない世界観ですね。

意味不明な漫画を読んで真顔で的確にツッコむ星先生たちの反応も、滑稽すぎて最高に笑えました。

そもそも「エターナル カオル」というタイトルは、一体何を意味しているのでしょうか?

運命の恋人になると思われた美少年がいきなり死に、友達や家族もどんどん失っていく悲惨な人生のどこにエターナル(永遠)の要素があるのか、松岡さんに聞いてみたいです。

とはいえ、漫画家としてやっていける自信を無くしていた彼女が、星先生たちのアドバイスのおかげでやる気を取り戻せたのにはホッとしました。

これから松岡さんが鬼才として活躍する人生を歩むことを期待したいですね。

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女の園の星3話!まとめ

こちらでは3話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

女の園の星3話のまとめ
  • 松岡は来月予定されている同人誌即売会に出すための作品を描いている真っ最中なので、経験者の星先生から見た率直な意見を頂きたいとのこと。
  • 松岡作のエターナルカオルを読み終わった星先生は、全く話のテーマが見えないのでどういう気持ちで読んだらいいのか分からないとつぶやいた。
  • 沈痛な面持ちの星先生たちとは対照的に、新たな可能性を見出した松岡さんは満面の笑みを浮かべて次回作への希望に燃えていた。