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「女の園の星」ネタバレ7話!あらすじ・感想を紹介!若尾さんの90分

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「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「女の園の星7話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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女の園の星7話のあらすじネタバレ

若尾さんの秘密

いつも午前6時台の電車に乗って成森女子高等学校に通っている星先生は、最近あることが気になって仕方がありませんでした。

それは、ここ1か月ほど毎日同じ電車内で見かける教え子・若尾さんの存在でした。

若尾さんはショートヘアのボーイッシュな女子生徒で、宝塚を彷彿とさせる凛とした佇まいから他の生徒達の間で「若サマ」と呼ばれています。

午前6時台は、生徒が登校するにはあまりにも早すぎる時間帯。
彼女はバレー部のキャプテンですが、朝練は毎日行われているわけではありません。

しかも、毎回学校の最寄り駅から3つ手前の駅で降り、そしてホームルームの時間になるといつの間にか2年4組の教室に到着しています。

つまり、6時半から8時までの空白の1時間半の間、彼女がどこで何をしているのか全く不明なのです。

星先生は担任の教師の立場として、若尾さんが陰で何か良からぬことをしているのではないかと不安でたまりません。

もしかして、若尾さんは事件に巻き込まれているのでは……?

星先生の脳裏に、不良たちに絡まれてカツアゲされる若尾さんの姿が浮かびます。

しかし、午前6時台という早朝から熱心に活動している不良など、聞いたためしがありません。

朝型の生活を送っている不良って、なんかいい人っぽい……。

星先生はそんなことを考えながら、今日も電車に揺られて学校に向かうのでした。

空白の90分の真相

ある日の朝。
学校に着いた星先生は、ホームルーム前に2年4組の教室に向かい、室内にいる女子生徒達に若尾さんのことを尋ねてみました。

最近彼女に変わった様子は無いかと聞くと、女子生徒達は一様に首をひねって何も思い当たらないと答えます。

その時、一人の女子生徒が何気なく、「最近若サマから香ばしい匂いがする」と言い出しました。

「わかるわかる、なんかこう……ごま油がきいたような……」

女子生徒達が同調し合っていると、本当にごま油のきいた香ばしい匂いが星先生の鼻をつきます。

ふと横を見ると、そこにはレジ袋を持った若尾さんが立っていました。

若尾さんと二人でベランダに出た星先生は、いつも早朝に何をしているのか、本人に直接聞いてみることにしました。

若尾さんは無表情のまま遠くを眺めながら、「駅の改札近くにあるコンビニで、うどんまんを買ってるんです」と答えます。

うどんまんは一般的な肉まんと違い、ラー油とごま油のきいたうどんが中に入っている特製フード。

あれを食べないとダメな体質になってしまったので、毎朝早起きしてコンビニに通っているのだと若尾さんは説明しました。

しかし、さっきから全く目を合わせようとしない態度を見て、彼女が嘘をついているのではないかと星先生は勘ぐります。

「わざわざ3駅も離れたコンビニに行かなくても、同じコンビニが学校の近くにもありますよ?」

星先生がツッコミを入れても、若尾さんは無表情のまま、学校近くのコンビニでは早朝にうどんまんが販売されていないと答えるだけです。

すると、二人のやり取りを教室内の窓際の席から聞いていた香川さんが、「本命はうどんまんじゃなくて店員だもんね~」と茶々を入れてきました。

「今日もあの店員に会えた~?」

意味深な笑みを浮かべた香川さんに冷やかされると、さっきまで無表情だった若尾さんが急に頬を紅潮させて恥ずかしそうな顔つきに変わりました。

なるほど、そういうことか……。
これは専門外だ……。

星先生は困り顔を浮かべて黙り込んでしまいます。

若尾さんは寂しそうにうつむくと、「私は彼の顔を見るだけでいいんです」とつぶやいて自分の胸の内を語り始めました。

いつもニコニコしている彼の笑顔を見ているだけで元気になれる。

毎朝うどんまんを蒸されてるだけ買って、彼がレジで一つ一つ袋に入れてくれる時間を大切にしたい。

でも、毎朝うどんまんをいっぱい買ってるから、「うどんまんソムリエ」とか「うどんまん有段者」とか変なあだ名で認識されてる気がする……。

若尾さんはたくましい外見に似合わず、乙女チックな恋の悩みを抱えているようでした。

星先生は「二人の邪魔をするつもりはないんですが」と前置きし、毎朝ジャンクフードばかり食べていると体に良くないと忠告します。

また、毎朝早起きしすぎているせいで授業中に居眠りしていることがあると指摘し、コンビニへは無理のない範囲で通うようにしてほしいと伝えました。

しばらく黙り込んでいた若尾さんは「分かりました」と小声でつぶやくと、「もうあのコンビニには行きません」と応えます。

「いえ、別に行くなとは言ってませんけど……」

「いいんです こんな事ずっと続けても仕方ないと思ってた所だったので」

そう言ってベランダから去って行った若尾さんの顔は、いつもの冷めた表情に戻っていました。

うどんまんを求めて

その翌朝。
6時台の電車に乗って成森女子高等学校に向かっていた星先生は、同じ電車内に若尾さんの姿がない事に気づいて複雑な表情を浮かべます。

うどんまん、か……。

空腹感を覚えた星先生は、例のコンビニに寄り道してうどんまんを買ってみようと思い立ちました。

学校の最寄り駅から3つ手前の駅で降り、正面の横断歩道を渡ると、早朝からうどんまんを取り扱っているという例のコンビニが見えました。

「いらっしゃいませー」

自動ドアを通って店内に入った星先生は、すぐ隣の雑誌コーナーに目を向けた瞬間、思わず立ち止まってしまいます。

そこには、雑誌を立ち読みしている若尾さんの姿がありました。

星先生に気づいた若尾さんも「あ!」と驚きの声をあげ、二人は店内で無言のまま見つめ合います。

もう行きませんっていう言葉は幻聴だったのかな……?

星先生はクスッと笑うと、互いに背を向け合う形で若尾さんの傍に立ちました。

「星先生、何しに来たんですか……?」

周りに聞かれないよう、小さな声で尋ねる若尾さん。

星先生が飲み物を買いに来たと答えると、若尾さんは学校の近くにもコンビニがあると指摘します。

「あそこは飲み物を置いてないので……」

星先生が昨日の会話のお返しをしてくると、若尾さんは冷ややかに「そんなわけないですよね」とツッコミを入れました。

「そういう若尾さんこそ、もうここには来ないはずでは……?」

若尾さんは無表情で雑誌を立ち読みしたまま、最後にもう一度だけ顔を見て終わりにすると答えます。

「……そうですか では僕はこれで……」

星先生はドリンクのペットボトルを一本手に取り、ゆっくりとした足取りでレジに向かいました。

レジの所には、「山田」というネームプレートを付けた優しそうなイケメンの青年が立っていました。

山田店員はペットボトルのバーコードをスキャナーで読み取り、丁寧にビニール袋に入れます。

星先生がチラリと横を見ると、若尾さんの言っていたうどんまんが1個100円で売られているのが目に飛び込んできました。

当初はうどんまんを買うつもりでしたが、「うどんまん!」と声に出して言うのが恥ずかしくなった星先生は、うどんまんを買うのを急遽やめることにします。

謎のタメ口

ドリンクの代金を支払うために財布の小銭入れを開いてみると、こんな時に限って小銭がありません。

星先生がレジ前でもたもたしている時、自動ドアが開いて小林先生が入店してきました。

「あれ?星先生?珍しいですね、こんな所で会うなんて」

小林先生は大好物のカロリーメイトを棚から数箱わしづかみにして、レジの所に持って行きます。

「会計一緒で」

山田店員にそう告げた小林先生は、ポケットから取り出したスマホを読み取り機に当てて星先生の分の代金もまとめて決済しました。

「すみません、お代……今度お返しします」

「いいんですよ、これくらい」

雑誌コーナーで雑誌を立ち読みしていた若尾さんは、担任の星先生だけでなく同じバレー部の顧問の小林先生までやって来た騒々しい状況に内心うんざりしていました。

若尾さんが冷ややかな視線を星先生達に向けると、会計を終えた小林先生はやけに馴れ馴れしい態度で山田店員に話しかけ始めます。

「頑張って働いてるねぇ 週末うち来るの?」

その言葉を聞いた星先生と若尾さんは、驚きのあまり固まってしまいました。

「靴下そっちに置きっぱだったから取りに行くよ……」

山田店員もだるそうに頭を掻きながら、小林先生にタメ口で応対し始めます。

フレンドリーすぎる二人の会話を横で聞いていた星先生は、あぜんとした表情で小林先生の顔を見つめました。

揺れる想い

星先生が変な顔をして自分を見ていることに気づいた小林先生は、驚くべき言葉を発しました。

「……え?ああ、弟です」

小林先生が山田店員のことを自分の弟だと紹介した途端、頭の中が真っ白になった若尾さんが思わず手に持っていた雑誌を床に落としてしまいました。

星先生はその時、小林先生が3人兄弟で一回り年の離れた弟がいると以前言っていたことを思い出します。

制服のネームプレートが「小林」ではなく「山田」になっていることを指摘された店員は、本名を晒すのが怖いので偽名を使っていると苦笑しました。

会計を終えた星先生と小林先生がコンビニから出て行くと、落とした雑誌を律儀に拾った若尾さんが入れ違うようにしてレジの所にやって来ます。

若尾さんは山田店員に雑誌の会計をしてもらいながら、妙な気分を味わっていました。

自分だけの特別な宝物だと思っていたものが、実は特別でも何でもなかったことに気づいた虚しさ。

まるで小林先生に男を取られたような悔しさが、若尾さんの頭の中をグルグル駆け回っていました。

……いや、別に取られてはいないし、そもそも私の物でもないけど……。

若尾さんは支払いを終えると、レジ袋を持ってゆっくりとコンビニから出ました。

外に出ると、心なしかいつもより日差しが強く感じられます。

大きく背伸びした若尾さんはスッキリした表情に変わり、「学校行こ」と小声でつぶやきました。

一方その頃、レジの所に立っていた山田店員は、誰もいなくなった店内で暇を持て余していました。

うどんまん有段者さんのためにたくさん用意しておいたのに、今日は一つも買ってくれなかったな~……。

時計の針は、すでに午前7時を回っています。

一つの恋が終わったこの街にも、再び新たな一日が始まろうとしていました。

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7話を読んだ感想

今回は、女子高校生っぽい恋の悩みをテーマにしたほろ苦いエピソードでしたね。

バレー部のキャプテンを務め、短髪・切れ長の目で色恋沙汰に全く興味なさそうなルックスの若尾さん。

そんな彼女が毎朝ひそかに行っていたのは、好きな男性店員が在籍しているコンビニ通いだったとは意外でした。

付き合いたいとは思っていない、ただ近くで彼の笑顔を見ていられるだけでいい、という彼女の健気な想いを聞いて、胸がキュンとしました。

力強い外見と繊細な内面のギャップに萌えますね。

2年生でありながら運動部のキャプテンを務める彼女は、運動神経抜群で責任感も強い根っからのスポーツマンタイプなのでしょう。

スポーツ一筋に打ち込んできた自分なんて、きっと女として見てもらえないだろうという自己否定感が、彼女を包む陰の根底にあるような気がしました。

人間は、自分の手の届かない存在に対して強い憧れを抱くものです。

自分と正反対の輝きを放つ山田店員の姿は、若尾さんにとってさぞ魅力的に映っていたはず。

しかし、彼が自分の身近な人間の親族だったことを知り、それまで高嶺の花のような存在だった彼が一気に等身大のレベルに格落ちして興ざめしてしまったのでしょう。

考えてみれば、好きな人と同じ空間にいるためにうどんまんを買い続けていた彼女の行動は、ホストクラブ通いに溺れるようなものです。

虚像の恋から吹っ切れたのは大きな成長。
いつの日か、若尾さんが真の恋愛に邁進できるようになることを願わずにいられません。

余談ですが、若尾さんが山田店員から本当に「うどんまん有段者」というあだ名を付けられていたのには爆笑しました。

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女の園の星7話!まとめ

こちらでは7話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

女の園の星7話のまとめ
  • 午前6時台の電車に乗っている星先生。最近毎日同じ電車内でみかれる見かける教え子・若尾さんが気になって仕方なかった。
  • 若尾さんが普通より90分も早く行動している理由はうどんまん。3駅も離れた駅でわざわざ購入しているようで、その理由はそこで働く店員さん目当てだった。
  • 小林先生とお目当ての店員さんはタメ口で会話んしている。なんとその店員さんは小林先生の一回り歳の差がある弟だった。