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「女の園の星」ネタバレ9話!あらすじ・感想を紹介!小林先生の悩み

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「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「女の園の星9話」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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女の園の星9話のあらすじネタバレ

小林先生の異変

ある日の朝。
学校に着いた星先生が職員室で小林先生に「おはようございます」と声をかけると、物憂げな表情の小林先生がうつむいたまま「……ざます」とつぶやきました。

ざます……?

それは、「おはようございます」という言葉を早口かつ小声で言った時にかろうじて発声された音。

いつもなら太陽のようにまぶしい笑顔できちんと挨拶を返してくれるのに、今日の小林先生は明らかに様子が変です。

星先生はニコッと微笑むと、学校近くのコンビニでアルバイトの店員がカロリーメイトを大量に誤発注してしまう事件が起きたらしいという話を切り出しました。

「小林先生、カロリーメイト大好きですよね 安価で買えるチャンスですよ」

しかし、小林先生はその話を聞いても、頬杖を突いてうつむいたままニコリともしません。

「そうですか……でも俺そういうのは炎上商法の一種と考えてるんで、その手には乗りませんよ……」

まるで自分のようなひねくれた考え方をする小林先生を見て、さすがの星先生も思わず言葉を失ってしまいます。

小林先生だって、たまにはこういう日もあるだろう……。
今はそっとしておくのが一番だ……。

気まずい雰囲気の中、星先生は自分の席に向き直ると、静かにデスクワークを始めました。

ペタリスト小林

その日の昼休み。
午前中の授業を終えた星先生が職員室に戻って来ると、無人の小林先生の机の上に妙なメモ用紙が置かれていることに気づきます。

ペタリスト 今週中に。

星先生はそう書かれたメモ用紙をジッと見つめながら、「ペタリストって何だろう……」とずっと考えていました。

ちょうどそこに小林先生が帰って来て、どっかりと椅子に座ると大きな溜め息を吐きました。

二人が無言のまま席に着いていると、教頭のつけたテレビから3分クッキングの軽快な音楽が流れだします。

テレビ画面には、色鮮やかな野菜のキャラクターたちが楽しそうに踊っている光景が映っています。

すると、死んだ魚のような冷たい目でテレビ画面をぼんやり眺めていた小林先生が、「これから調理されるってのによく踊ってられますね」と皮肉を言いました。

ひどい……なんてことを言うんだ……。

いつもだったら、どんなに忙しくても手を止めて、少年のようなキラキラした瞳で野菜のダンスに釘付けになる小林先生。

3歳になる愛娘と同じ童心を持っていると信じていた彼の口から嫌味な発言が飛び出したことに、星先生は大きなショックを受けてしまいます。

「小林先生……もしかしてお疲れですか……?」

気になった星先生は、思い切って小林先生に尋ねてみました。

小林先生は少し黙り込んだ後、「ペタリストを作ることになってしまって、心が折れそうなんです」とつぶやきます。

「デスクのメモにも書いてあって気になってたんですが、『ペタリスト』って何ですか?」

星先生の質問を聞いた小林先生はキョトンとした表情に変わり、掛け軸みたいなやつだと答えます。

「……タペストリー?」

「あ、それだぁ」

二人のやり取りを近くで聞いていた女子生徒達がクスクス笑い出し、「ペタリスト小林」という新たなあだ名を囁きました。

爆弾事案

どうして急にタペストリーを作ることになったのかと星先生が尋ねると、小林先生はしんどそうな顔をしながら、今朝起きた出来事を語り始めます。

早朝出勤した小林先生が職員室でデスクワークをしていた時、2年1組の松本友香という女子生徒の母親から小林先生宛てに電話がかかってきました。

松本さんは、小林先生が顧問を務めているバレー部の生徒。

松本さんの母親は、もうすぐ3年生が引退を迎える時期なので、バレー部の励みになるような記念品を作って娘たちに贈りたいと切り出します。

すでに他の保護者とも相談して意見をまとめていた松本さんの母親は、タペストリーはどうかと小林先生に提案しました。

「いいですね じゃあ使えそうな写真とかをそちらにお送りしますので……」

小林先生がそう伝えようとした途端、松本さんの母親は小林先生にデザインを担当してほしいと突然言い出します。

年配の保護者世代は機械に疎くてデザインの事がさっぱり分からないので、若くて頼りになる小林先生にお願いしたいと語る松本さんの母親。

タペストリーのデザインなど一度もやったことのない小林先生でしたが、そこまで言われては引くに引けなくなり、見栄を張るような形でその依頼を承諾してしまったのでした。

子供が部活動に所属している親の中には、保護者同士で連絡を取り合っていろいろな事を企てる人もいる。

そのせいでたまにとんでもない爆弾案件が落ちてくるので、部活動の顧問は大変だと小林先生は嘆きました。

悩む小林先生を見かねた星先生は、いっそのこと写真だけ渡せばデザインまで代行してくれる便利な業者を利用してはどうか、と提案します。

しかし、謎の使命感に取りつかれた小林先生は、その意見を断固拒否。

「うちのバレー部の特色を出したデザインが出来るのは自分だけです」と真顔で言い放ち、心の中では涙を流しながらも、自力でタペストリー作りに挑戦する決意を明らかにしました。




小林画伯の覚醒

その日の放課後。
学校のコンピュータ室にやって来た小林先生は、「2時間で終わらせよう」と心の中でつぶやきながら、タペストリーのデザインデータ作成を開始しました。

幸い、パソコンにはPhotoshopがインストールされていて、思っていたより簡単に画像編集作業を進められそうでした。

しかし、Photoshopに取り込んだバレー部の集合写真を見て、小林先生の顔が凍りつきます。

そこに写っていた自分は、奥歯に挟まっている物を舌で取ろうとして変な顔になっていて、まるで心霊写真みたいな構図になっていました。

代わりに使える集合写真が無いため、小林先生は仕方なく自分の顔をPhotoshopで加工することにしました。

小林先生が黙々と作業を続けていると、様子を見に来た星先生が差し入れのドリンクを持ってコンピュータ室に現れます。

小林先生が嬉しそうにドリンクを飲んで小休憩する傍ら、パソコンの画面に目を向けた星先生は無表情のまま固まってしまいます。

集合写真の端に立っている小林先生の顔が、加工しすぎてプリクラみたいな不自然な美形になっていたのです。

しかも、集合写真の上に配置されたテキストエリアには、「夢に向かって翼を広げて」という陳腐な文言が並んでいます。

バレー部の特色を出したいと言っていた割に、いかにも早く帰りたいという気持ちが前面に出てしまった駄文。

いくつもの問題点を指摘した星先生がコンピュータ室から去って行くと、反省した小林先生は文章を考え直すことにしました。

ここは無難な言葉の方が良いだろうと思った小林先生は、「成森高校バレー部 頑張りましょう!」というテキストに書き換えます。

しかし、その言葉が上から目線で偉そうな口調に聞こえるため、もっとフランクな表現を模索します。

「成森高校バレー部 頑張ろうネ」

なんかイラっとするな……。

「成森高校バレー部 頑張り候」

硬すぎるな……。

いろいろ試しても良いアイデアが浮かばず、テキストの件は一旦保留することにしました。

次に、インターネット検索でフリー画像素材サイトにアクセスした小林先生は、集合写真の後ろに配置する背景画像を決めることにします。

様々な素材を試しているうちに、手書きのイラストを配置したらもっと親しみやすいデザインになるのではないかというアイデアが浮かんできます。

マウスをカチカチ鳴らしながら、集合写真の上にキャラクターの絵を描く小林先生。

自分の中の画伯の才能が目覚めていく確信を得て、どんどんテンションが上がっていきます。

いつの間にか時計の針は午後9時近くを指していましたが、職人の顔つきになった小林先生の作業の手が止まることはありませんでした。

完成した記念品

その4日後。
完成したタペストリーを携えて職員室に現れた小林先生を見て、星先生はどこからツッコんだらいいのかと悩んでいました。

なぜか小林先生は宇宙空間の写真を背景画像として選んだため、まるで夢の中を描いたような抽象的なデザインになっています。

しかも集合写真の上には、バレーボール大会のマスコットキャラクター・バボちゃんをパクったような不気味な球体キャラクターが描かれています。

その正体を尋ねられた小林先生は、成森高校バレー部の特色を出すために考案したオリジナルキャラクター・ナリ坊だと得意げに答えました。

さらに星先生が気になったのは、タペストリーの一番上に書かれている「恐れ入ります」という大文字のテキスト。

一体どういう意味かと星先生が聞くと、小林先生は「ここを決めるのにすごく悩んだんですよね」とつぶやきます。

私たちは未熟者。
これからも、より高みを目指して精進する。

そんな謙虚な気持ちを簡潔な言葉でまとめたのが「恐れ入ります」のスローガンだと小林先生は答えました。

完成したタペストリーを誇らしげに見つめた小林先生は、瞳をキラキラ輝かせて自画自賛します。

ツッコミどころは多いものの、小林先生が頑張ってデザインした力作であることは紛れもない事実。

きっと、バレー部の部員たちにも小林先生の熱意が伝わるだろうと星先生は太鼓判を押しました。

その日の放課後。

部室にやって来たバレー部の部員たちは、壁に飾られている謎のタペストリーを無表情のままジッと見つめていました。

「なにこれ……」

「知らん……」

星先生たちの期待に反し、静まり返ったバレー部の部室内には重苦しい空気が漂っていました。

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9話を読んだ感想

今回は久々に小林先生のメイン回でしたね。

星先生と小林先生は陰と陽の対をなすコンビですが、第9話では二人の関係性が逆転していたのが印象的でした。

普段明るい人ほど、落ち込んだ時の落差が半端ありません。

3分クッキングのオープニングダンスを見て、これから食われる食材を嘲っていた小林先生のダークな言動には、星先生以上のサイコパスっぽさがにじみ出ていて恐怖を感じました。

一体何を悩んでいるのかと思いきや、生徒の保護者からタペストリー作りを頼まれていたとは意外でした。

出来もしないくせに、保護者に持ち上げられて断るに断れなくなる小林先生の反応には、お人好しの人柄が表れていて微笑ましかったです。

しかも、タペストリーをペタリストと言い間違えていたのがツボにはまりました。

ギタリストじゃあるまいし、何を混同したらタペストリーがペタリストになるのか不思議です。

また、応援するつもりでコンピュータ室にやって来た星先生の余計なアドバイスのせいで、タペストリーのデザインがどんどんめちゃくちゃになっていく展開も最高でした。

ナリ坊はどう見てもバボちゃんの亜種。
「恐れ入ります」のスローガンも意味不明すぎて腹を抱えて笑ってしまいました。

常識人に見えて、ある意味小林先生の方が頭のネジが飛んでいるのかもしれませんね。

とはいえ、思い出になる物を作るという点では、謎のタペストリーは十分に目的を果たせた傑作と言えるでしょう。

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女の園の星9話!まとめ

こちらでは9話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

女の園の星9話のまとめ
  • 星先生がカロリーメイト事件を話しても無愛想な態度を取る小林先生。
  • 小林先生の異変に質問した星先生。ペタリスト(タペストリー)を作ることになってしまって、心が折れそうなんですとつぶやいた。
  • 部室にやって来たバレー部の部員たちは、小林先生が作った壁に飾られている謎のタペストリーを無表情のままジッと見つめていた。