少女/女性漫画

「全力で愛していいかな」16巻あらすじ・ネタバレ。加速する噂

広告で大人気の漫画「全力で愛していいかな」の第16巻のあらすじと感想を紹介します。

<前話 全話一覧 次話>

前巻のあらすじ

千世がデートに選んだのは、お気に入りの温泉施設。

しかしなんとその施設の立ち上げに、瀬尾さんが関わっていたのです。

気まずい千世に、瀬尾さんは。

自分が関わった仕事を、大好きな人がずっと気に入ってくれていて。

こんな最高の奇跡はない、と。

本当に嬉しそうに、教えてくれるのでした。

全力で愛していいかな16巻あらすじ・ネタバレ

ヒビの入った心

千世にとって、瀬尾さんの第二印象は。

律儀な人、でした。

馴染みのご飯屋さんで、偶然再会し。

名刺片手に、悪漢から助けたお礼を、わざわざ伝えてくれたのです。

それからというもの。

千世が馴染みのご飯屋さんへ足を運べば。

時々、顔を合わせるようになりました。

けれど、軽く会釈をする程度の仲でした。

カウンター席に、瀬尾さんを見つければ。

千世は、瀬尾さんから見えないボックス席に座ります。

千世は、このご飯屋さんを気に入っていました。

おいしいし、少し遠いためか、会社の人があまり来ないからです。

しかし、来るのを止めようかと、思わず考えます。

千世は、疲れていました。

数ヶ月前、別部署の上司・紅山にホテルに連れ込まれそうになってからというもの。

ピリピリと、全方位への警戒が、解けないでいたのです。

少し冷静になって、考え直します。

紅山の件は、千世にだって打算がありました。

打算の種類は違えど、お互い様だったのです。

自分の察知能力が低かったのだ、と。

紅山の一件は、とっとと忘れてしまおうと決め込みます。

そんな折、会社からお知らせが届きます。

今週末、会社対抗の親睦交流試合に向けて、練習があるというものでした。

頑張ろう、と切り替える千世です。

しかし、紅山は。

簡単に忘れさせてはくれませんでした。

埋められた外堀

篁(たかむら)は、紅山のことが好きなんだって?、と。

飲み会の席で言われた言葉に。

千世は、理解が追いつきませんでした。

は、と零れるばかりの息。

固まった千世に、周りは気付きません。

紅山は今度パパになるのだし、想うだけにしておけよ?、と。

秘めた恋というのも美しいよ、と。

親睦会までバリバリ稽古して、恋心なんて吹き飛ばそう、と。

千世を無視して、次々に浴びせられる言葉に。

訳も分からず、追い込まれます。

嫌な予感だけが、張り付いて消えません。

千世には、分かりません。

一体、何が起こっているのでしょう。

数ヶ月前。

千世は、紅山にホテルに連れ込まれそうになりました。

このことは、誰にも話していません。

その後、紅山とは疎遠になり。

千世も、とっとと忘れようと決めた矢先。

紅山が千世を、ではなく。

千世が紅山を、好きであるという噂が。

千世の会社で広まり出したのです。

それは、男性社員の間だけでなく。

女性社員の間でも、同様でした。

しかも、千世がかなり強引に迫ったという、デタラメな尾ヒレを生やして。

紅山さんは素敵だから、紅山はいい奴だから、と、

強引な千世に紅山は困っていたらしい、と。

噂は、真実から遠く離れ。

千世にとって、良くない方へと育っていきます。

加速する噂

千世は、言い聞かせます。

気にすることじゃない、自分が毅然としていれば気にならないはずだ、と。

しかし、肌にまとわりつく嫌な感じは、消えてくれません。

現場でも仕事中はまだ、私情は抜きです。

親睦会の練習だって、一生懸命な千世に。

コーチは、筋が良い!と褒めてくれます。

推薦狙いで、中学、高校と続けた柔道。

続けていて良かった、と。

千世はホクホク気分。

しかし、噂は、人の口を伝うのです。

紅山さんも来るから、良いところ見せないとな、と。

通りがかった人から、噂が、コーチに。

千世は、噂が広まる様を、目の当たりにしました。

それからは、仕事も立場も、関係ありませんでした。

会議で会社に行ったんだけど、篁ちゃんイイ男とイイ仲なんだって?、と。

相手は家族のいる人だから、迷惑はかけるんじゃないぞ、と。

からかうような、哀れむような声が、止みません。

千世の職場まで、噂が蔓延し。

まるで、塗り潰されていくように。

千世は確実に、居場所を無くしていきました。

「正解」

携帯には、未読メッセージが7件。

そんな画面に、最早、背を向けて。

千世は、やる気を失っていました。

親睦会の練習も、休んでしまいました。

大手会社との親睦会のための交流試合は。

もう再来週だというのに。

練習で、褒めて貰うのは勿論嬉しいのに。

千世の体も、心も。

デタラメな噂の前に、最早ボロボロでした。

たかが噂、そう思うのです。

しかし、そのたかが噂に思い悩む間に。

日曜日が終わろうとしていました。

ボンヤリと、千世は考えます。

お気に入りのお店で、おいしいものでも食べて、切り替えようと。

30歳にもなって、もう大人なのだから、と。

たかが、噂です。

落ち着いて、気にしないのが。

「正解」なのだと、言い聞かせるのです。

暗闇

千世は、お気に入りのお店に足を運びます。

しかし、運悪く貸し切り。

そういうこともできるのかと、見渡せば。

ふいに、店内の様子が、目に入ります。

何かの、打ち上げでしょうか。

装飾の施された店内は、明るい雰囲気で。

大勢の人が楽しそうに笑いあう声が、外にまで聞こえてくるようです。

キラキラと、輝く笑顔に。

千世は、キュと唇を結び。

暗闇の中、ひとりで歩いていきます。

人通りの少ない道です。

暗い道、ポツポツと灯る街頭。

ふいに千世の視界が、グニャリと歪みます。

自分がどこに向かっているのか、分からなくなっていき—-?

<前話 全話一覧 次話>

全力で愛していいかなを無料で読めるか調査した結果

「全力で愛していいかな」をお得に読むならU-NEXTがおすすめです。
ここからはU-NEXT無料トライアル登録で付与される600ポイントを利用して、無料で読める漫画作品を人気ランキング順にご紹介いたします。
無料トライアル期間内の解約で料金は一切発生しませんので、U-NEXTは安心して漫画を読めると口コミも好評です◎

ランキング外の作品が気になる方はU-NEXTの公式サイトから確認してみてくださいね♪

全力で愛していいかな16巻を読んだ感想

うわあ、紅山!やってくれやがりましたね。

千世ちゃんに、紅山の女好きを教えてくれた女性先輩社員がいらっしゃったから。

てっきり、男性社員の中でだけ。

千世ちゃんと紅山の事実がひっくり返っているもの、と思っておりましたのに。

紅山、なんて用意周到な人物でしょう。

格好いいくらい、徹底したクズ加減です。

嫌な奴ですが、あっぱれです。

千世ちゃんが事実を伝えて、噂をひっくり返す前に。

数の利で、ガッチリ外堀を固めましたね。

そもそも、千世ちゃんが真実を話す前に。

先手を打ったのでしょう。

もうすぐパパになる紅山からすれば。

女性社員に手を出して。

あろうことか、フラれる、だなんて。

そんな体裁も格好も悪い、本当のこと、を。

千世ちゃんに喋られる訳には、いかなかったのでしょう。

紅山コミュニティ、あっぱれですね。

噂の広がった範囲だけ、紅山に力があったということでしょう。

人との繋がり、信頼、影響力。

会社単位で、悪役に仕立てられた千世ちゃん。

本当に、よく会社辞めませんでしたね。

温泉施設で紅山に会った時の反応、大げさかと思っておりましたが、納得です。

誰に本当のことも話せずに。

ひとりで耐え切っただなんて。

千世ちゃん、あっぱれです。

会社単位で、悪役となった状況で。

噂の事実関係を、ひっくり返せれば。

どんなに格好良く、効果的なことでしょう。

紅山が広めた噂をひっくり返して、さらに。

紅山の信頼にダメージを与えられる、大チャンス。

しかし大逆転するには、手札が足りません。

紅山が、千世ちゃんに。

セクハラを働いたという証拠がないのです。

ラブホテルに連れ込まれそうになった会話なんて、録音していないでしょう。

録音していても、雨が随分降っていて。

紅山も、決定的な表現はしていません。

監視カメラの映像は、良いかもしれません。

連れ込もうとした紅山と、突き放した千世ちゃんが、映っていることでしょう。

ただ、ホテル街に監視カメラがあるか、またそれをどう借りるのか、分かりません。

とりあえず、紅山はもう出なくていいです!

温泉施設で、やられっぱなしでしたから。

また出てくるのかと思っておりましたが。

散々、酷いことをした後の。

瀬尾さんから小さな仕返しを受けた状態、だったのですね。

もう十分です、再来は望みません。

紅山が噂を広めるのは、よくあることではなさそうですね。

紅山の女好きの噂や、紅山と女性社員の噂がよく広まっているようなら。

また紅山さん?など、皆もそんなに注目しないと思うのです。

もうすぐパパになる、紅山に。

恋愛に興味のなさそうな、千世ちゃんから。

アプローチしたお話だからこそ興味深く、一斉に噂が広まった気が致します。

紅山は、初めて断られたのかもしれません。

今まで紅山が手を出した、女性社員たちは。

関係を持って捨てられて、泣き寝入りしたのかもしれません。

だからこそ、誘いを断った千世ちゃんに。

罰と、それから自分の保険のために。

千世ちゃんが自分にアプローチした、という噂を、広めたのかもしれません。

こうなると、千世ちゃんに声をかけてくれた女性先輩社員が、気になります。

彼女、紅山の被害者だったりするのでしょうか。

彼女は、千世ちゃんから何も聞いていません。

千世ちゃんは、紅山に何かされた訳ではないと、はぐらかしましたから。

けれど彼女は、千世ちゃんは被害者だと、信じているようなそぶりをみせます。

彼女が千世ちゃんの味方でいられる理由は、自分も同じ立場にあったからでしょうか。

彼女は、千世ちゃんの救いとなってくれるのでしょうか。

気になります。

気力を失った千世ちゃんの。

携帯に表示された、未読7件、の中に。

千世ちゃんを救ってくれる言葉があればと、願うばかりです。

最後、心配です。

千世ちゃんの視界が、グニャリと歪みます。

足取りのおぼつかない彼女を。

誰かが暗闇から救い出してくれることを、期待致します。

全力で愛していいかな16巻まとめ

こちらでは16巻の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

全力で愛していいかな16巻まとめ
  • 数ヶ月前に、紅山にホテルに連れ込まれそうになったことを、とっとと忘れてしまおうと決め込みます。
  • 千世が紅山を、好きであるという噂が千世の会社で広まり出します。しかも、千世がかなり強引に迫ったという、デタラメでした。
  • 千世の職場まで、噂が蔓延し、居場所を無くしていきました。
  • しかし、噂を思い悩むようになります。落ち着いて、気にしないのが「正解」なのだと、言い聞かせます。
  • 千世は、お気に入りのお店に行きますが、貸し切りでした。人通りの少ない暗い道を歩いていると千世の視界が、グニャリと歪みます。

<前話 全話一覧 次話>