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「全力で愛していいかな」18巻あらすじ・ネタバレ。ランチ仲間

広告で大人気の漫画「全力で愛していいかな」の第18巻のあらすじと感想を紹介します。

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前巻のあらすじ

千世と瀬尾さんは、偶然出会って。

いつもと違う様子の千世を、瀬尾さんは飲みに誘います。

そこで、千世は独り言を零します。

最近、千世の身に降りかかった災難について。

我慢を決め込んでいた千世に。

瀬尾さんは、怒っていいんだよ、と教えてくれて—-。

全力で愛していいかな18巻あらすじ・ネタバレ

あふれる

小さな小さな呟きは、やがて。

嫌です、と。

涙と共に、零れ落ちました。

それが合図だったかのように。

押し込めていた思いが、あふれます。

誤解されるのも、噂されるのも、からかわれるのも。

嫌、嫌、千世は全部、嫌でした。

それだけではありません。

そもそも、なぜでしょう。

なぜ、千世が紅山を好きだなんてことに、なっているのでしょう。

本当は、千世が紅山に、セクハラされたのです。

気安く触られたり。

ホテルに連れ込まれそうになったり。

それでも千世は、紅山だけが悪い訳ではないと。

そう思っていたのに。

なのに、根も葉もないデタラメな噂の中では。

千世ただひとりだけが、悪者なのです。

足の上で握りしめた拳を、震わせて。

俯いた千世の頭に。

ポンと、瀬尾さんが、大きな手を置きました。

いつの間に、そばに来ていたのでしょう。

千世を気遣って空けてくれていた、ひとり分のスペースは。

いつの間にか、なくなっていました。

千世ちゃんは十分に戦った、と。

瀬尾さんは、頭を撫でてくれます。

千世は、涙があふれて止まらなくなります。

大人なのだから、とひとりで耐えていた千世は。

瀬尾さんの手のひらの下で、子供のように泣きました。

ふと、瀬尾さんは気付きます。

音楽隊の方々の視線が、いつの間にか自分たちに注がれているのです。

慌ててジェスチャーで、盛り上げてくれるようお願いするのでした。

心地よい音楽の中で。

千世は、気の済むまで泣いたのでした。

ひとりじゃない

その後、瀬尾さんが連れて行ってくれたのは。

ガッツリとしたラーメン屋さんでした。

この時間にラーメンとか罪深いね、と笑って。

そして、もし先輩から連絡が来ているなら。

それはきっと本気の心配だ、と。

千世の背を、押してくれます。

連絡をくれていたのは。

紅山の件で、千世を心配してくれていた女性先輩社員でした。

気付くのが遅くてごめんと、千世に謝るのです。

そして、自分たちからも上司に訴えて。

千世のフォローをしてくれると言います。

練習や交流試合にも、そばにいさせてほしい、と。

篁(たかむら)はひとりじゃない、と。

女性先輩社員は、千世に寄り添ってくれます。

瀬尾さんの言う通り、千世の味方もまだいたのです。

そして、親睦会の交流試合当日。

千世は、巨大な対戦相手をぶん投げ。

見事に一本を勝ち取ります。

喜んでくれる女性先輩社員に。

千世も、ホッとした笑顔を浮かべます。

その一方、千世のあまりの強さに、恐れ慄(おのの)いた人たちがいました。

紅山との噂で、千世をからかっていた人たちです。

千世を怒らせたら怖いと思い知り、それ以降、口を閉ざすのでした。

ランチ仲間

何かが、劇的に変わった訳ではありません。

けれど、最悪な状況は抜け出せたように見えました。

いつものご飯屋さんを訪ねた千世は。

カウンター席に瀬尾さんを見つけ、声を掛けます。

お隣いいですか、と。

瀬尾さんは、喜んで、と。

にこやかな笑顔を返してくれます。

こうして2人は、ランチ仲間となったのでした。

ヘアコロンと約束

ふいに、千世は目を覚まします。

どうやら、昔の夢を見ていたようでした。

バスローブ姿の瀬尾さんが、頭を撫でてくれていたようでした。

目を開けた千世に気付いて。

シャワー空いたから入っておいで、と。

やさしく声を掛けてくれます。

慌てて起きた千世は、ふと気付きます。

部屋に広がる、ヘアコロンの香り。

それは、初めての夜に。

2人、お揃いの匂いとなったヘアコロンで。

瀬尾さんが、千世につけてくれた香りでした。

もう付けたんですか?、と尋ねれば。

瀬尾さんは、キョトンとします。

今度は、千世が瀬尾さんに付けてあげたかったのです。

千世がそう伝えれば。

瀬尾さんは、ポッと顔を赤らめます。

また機会があればその時は、と約束します。

ふいに、千世の元に届く香り。

ヘアコロンと混ざった、瀬尾さんの匂いを。

千世は、好きだな、と感じるのでした。

お試しのお付き合い、に思うこと

シャワーを浴びながら、思います。

夢で見たあの頃から。

千世と瀬尾さんの関係も、随分と変わったものだと。

頭に過るのは、先ほどまでのこと。

繋いだ手のひら、絡めあった指。

触れた、瀬尾さんの熱い手のひら。

千世をじっと見つめた、熱い視線。

思い出しては、ドキドキする千世です。

そして、お試し期間だけれどもっと瀬尾さんといたい、と。

そう、望むのでした。

一方、部屋で千世を待つ瀬尾さんは。

ボンヤリと、窓の外を眺めています。

その表情は、晴れやかとは言えませんでした。

早く、終わらないかな、と。

不穏な瀬尾さんの呟きは。

誰に聞かれるでもなく、夜に消えるのでした。

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全力で愛していいかな18巻を読んだ感想

そっか、千世ちゃん、二重に苦しめられていなのですね。

有りもしない噂を立てられて、からかわれていたこと。

そして、有ったはずのセクハラの方が、無かったことにされていること。

気安く触られたり、と泣く千世ちゃんの。

頭にポンと手を置けるの、すごいなと思いました。

男性に触られること、に過敏になっている女の子に、よくできたなあと。

瀬尾さん家族に、女性が多いのが関係しているのでしょうか。

お母様に、お姉様に、姪っ子ちゃん。

女性、女の子にやさしく接することに、慣れているのかもしれません。

紅山の罠に、大人なのだからと。

ひとりで耐えていた千世ちゃんは。

瀬尾さんの一言で、初めて。

子どのように、泣くことができたのです。

やっぱり先輩!

千世ちゃんの味方も、まだいらっしゃったんですね。

にしても女性先輩社員は、なぜ千世ちゃんを信じ切れたのか、疑問は残ります。

ただ、女性先輩社員が、上司に訴えてくれると言っていて。

しかも、私たち、と言っています。

少なからず、紅山の噂を鵜呑みにしない人たちはいたようです。

瀬尾さんに告白された頃の千世ちゃんが。

オジサン面倒くさい、くらいで済んでいたのは。

千世ちゃんへの好奇の目線を、薄めてくれる人たちがいたからなのでしょう。

それに、親睦会も効いてきます。

千世ちゃんが中学、高校と続けた柔道。

その強さが、千世ちゃんを守るのです。

そして、瀬尾さんへの距離も近付きます。

会釈程度に留めていた千世ちゃんは。

自ら、瀬尾さんの隣に座ることを、選びます。

瀬尾さんは、千世ちゃんに救われて。

千世ちゃんは、瀬尾さんに救われていたのですね。

千世ちゃん、よく瀬尾さんを好きにならなかったものです。

そしてこの過去の回想は。

千世ちゃんが見た夢のようです。

2人ともバスローブで、瀬尾さんのヘアコロンの話題が出ます。

場所は、2人が初めて共に過ごしたホテルでしょうか。

湯船も張ってある、千世ちゃんの回想から、事後のような気が致します。

夢を思い出し、あの頃と随分と。

瀬尾さんとの関係が変わったと感じながらも。

千世ちゃんは、もっと瀬尾さんといたい気持ちに、気付いていきます。

あとちょっと、もう一歩。

そんな千世ちゃんの「好き」が。

どうにもあと一歩、気付きが追いつきません。

2人のお試しのお付き合い。

期間は、3ヶ月でした。

今、どれくらいの時間が経っているのでしょう。

どれほどの時間が、残されているのでしょう。

瀬尾さんが、望みました。

お試し期間が早く終わって欲しい、と。

この言葉は、不穏と希望の、どちらを示すのでしょう?

「お付き合い」が終わって欲しいのでしょうか。

「お試し」が終わって欲しいのでしょうか。

どちらなのかによって、意味合いが存分と変わってしまいます。

はじめ、前者かと思い、焦りました。

けれど、後者の可能性も、十分にあるかと思います。

どちらにしても。

瀬尾さんの思いはおそらく、千世ちゃんを考えてのことと思うのです。

その当の千世ちゃんは、瀬尾さんともっと一緒にいたいと感じています。

2人は相変わらず、思考が逆ですね。

千世ちゃんと紅山の一件を。

瀬尾さんは知っています。

好きでもない男に、抱かれそうになって。

好きでもない男と、噂になったことで。

「男性」を見るだけで、動けなくなって。

話すことさえ、不自由になった千世ちゃんのことを。

瀬尾さんは、知っているのです。

そして、瀬尾さんは。

千世ちゃんに、告白した男です。

告白した翌日、千世ちゃんから目を逸らされた男です。

千世ちゃんは、紅山との噂を。

声をあげて、否定することはできませんでした。

我慢することで、耐えようとした女の子です。

そのことを、瀬尾さんは知っています。

なら、千世ちゃんが瀬尾さんを、好きなれなくても。

千世ちゃんは、我慢してしまうのかもしれません。

瀬尾さんの気持ちが冷めるまで。

千世ちゃんは、またひとりで

考えてしまうのかもしれません。

どのみち、瀬尾さんが引けば。

千世ちゃんは追いかけるのでしょう。

むしろそれが、最後の引き金なのかもしれません。

千世ちゃんが、行動に踏み切る際には。

瀬尾さんが逃げ越しになっている場合が、多い気が致します。

瀬尾さんが、お付き合いから逃げることで。

千世ちゃんは、自分の「好き」に気付くことができて。

千世ちゃんが「好き」を、瀬尾さんに渡せれば—!

2人のハッピーエンドを、願うばかりです。

全力で愛していいかな18巻まとめ

こちらでは18巻の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

全力で愛していいかな18巻まとめ
  • 千世は誤解されるのも、噂されるのも、からかわれるのも全部、嫌でした。本当は、千世が紅山に、セクハラされたのです。千世は、涙が止まらなくなり、気が済むまで泣きました。
  • 紅山の件で、心配してくれていた女性先輩社員から連絡が来ました。そして、親睦会の交流試合当日、対戦相手をぶん投げて見事に一本を勝ち取ります。
  • いつものご飯屋さんを訪ねた千世は、瀬尾さんを見つけ、声を掛けます。2人は、ランチ仲間となりました。
  • 千世が見た夢で、2人ともバスローブで、瀬尾さんのヘアコロンの話題が出ます。もっと瀬尾さんといたい気持ちに、気付いていきます。
  • 初めての夜を思い出しては、ドキドキする千世ですが、一方、部屋で千世を待つ瀬尾さんは早く、終わらないかな、と呟きます。

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