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【最新話】「全力で愛していいかな」27巻あらすじ・ネタバレ・決意した、覚悟した

『全力で、愛していいかな?』の第27巻のあらすじと感想を紹介します。

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前巻のあらすじ

ドライブデートで寄ったサービスエリアで、千世が職場でお世話になっているオジサンたちに出会います。

お土産物を選ぼうと別々に行動した際、千世と瀬尾さんはそれぞれにオジサンたちと話し、それぞれに思うところがあって—-?

全力で愛していいかな27巻あらすじ・ネタバレ

決意した、覚悟した

鈴木さん夫婦と別れ歩いていた瀬尾さん、ふいに前方に、千世の姿を見つけます。

声を掛けて近寄ろうとしますが、彼女の様子に思わず、呼び止める声が止まります。

深く息を吐き出し、よしっと気合を入れ直す彼女—-その横顔は、何かを決意したように見えました。

彼女のやさしさで始まったお試しの恋人期間も、もうそろそろ期限を迎えます。

決意を決めたようにも見える様子は、彼女の中で、答えが決まったということなのでしょうか—-?

そんな彼女を、何かを覚悟した顔で見つめる瀬尾さんなのでした。

映画の世界のような夜景

スッカリ夜になって、2人は工場夜景を眺めにきていました。

千世が前から気になっていた夜景、瀬尾さんも生で見るのは初めてだそうです。

辺りには他に人もおらず、2人、目の前に広がる不思議な風景を眺めます。

それは、近未来的なような、現実味のないような。

まるで幻のような、映画の中の世界にいるような心地になる景色で—-。

夜景を見ながら、瀬尾さんはゆっくりと口を開きます。

この時間が終わっても

溢れ出したのは、千世への感謝でした。

今日のデートは、千世から積極的に動いてくれているのが伝わって、その度に嬉しかったし、とても楽しかったのだと。

幻のような光の煌めく中、夜景から千世へと視線を向け、真っ直ぐに感謝を伝えます。

飛び込んできた想いに、微笑む彼の様子に、千世は目を奪われます。

瀬尾さんの瞳はまた夜景に向けられ、今日のことを思い出すように閉じられますが、千世の視線は彼に注がれていました。

瀬尾さんは、今日一日のことを振り返ります。

車の中でお互いに質問し合ったことも、職場の人について話しながら食べ歩いたり、今同じ景色を見ていられることも。

どれもが大切な時間で、かけがえのない思い出でした。

それは、千世と共に過ごす時間、すべてにいえることでした。

「今日」が終わってしまうことが残念で、けれど2人で重ねる「次」がまた楽しみになるのです。

1日、また1日と日々を繰り返して、永遠に続いてしまえばいいと思うほど—-。

未来へ踏み出す

千世の瞳に、これまでの2人の思い出が、波のように押し寄せてきました。

瀬尾さんと重ねて来た日々を、そしてこれからも彼と重ねていく日々を。

瀬尾さんも、千世と同じ気持ちでいてくれたのです。

溢れ出した想いのまま、千世は瀬尾さんに伝えます。

あなたのことが好きだと。

そして、ずっと探し続けていた想いを、導き出した答えを。

俯いてしまいながらも、手を握りしめ、懸命に言葉を紡ぎます。

お試し期間の中で、自分に向き合って、本心を見つめて、答えを探して—-残ったのは、瀬尾さんに会いたいという気持ちでした。

お試しで終わりたくないという、願いでした。

千世は、瀬尾さんの手をとり、両手を添えるようにして包みます。

そして、頬を赤くしながら、真っ直ぐに目を見つめて、伝えるのです。

結婚を前提に、正式にお付き合いをしてください、と。

繋がる手と手

瀬尾さんから、言葉は返って来ませんでした。

頬を赤くしながら、定まらない瞳で、息を呑むような声が、あーと声にならない声が漏れるばかり。

思わず瀬尾さん?と呼び掛ければ、どもりながらも、いっぱいいっぱいなのだと説明してくれます。

かなり嬉しくて、と口元を覆いながら溢れた呟きは、未だに、今起こったことが信じられないような顔をしていて。

思わず笑ってしまいながら、千世はそんな瀬尾さんのが好きなのだと、笑顔で何度でも伝えます。

すると彼は、困ったように目を細めて、とろけるようにやさしく笑みを零します。

そして、千世の頬を両の手のひらで包み込んで、真っ直ぐに瞳を合わせて、囁くのです。
よろしくお願いします、と。

そうして2人手を繋いで、晴れて恋人同士となったのでした—-。

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全力で愛していいかな27巻を読んだ感想

よかった、無事結ばれてくれました。

千世ちゃん、タイトルとおりに、お試し期間の終了を待たずして、瀬尾さんに告白をしてくれたわけなのですけれど。

どうして、来週がお試し期限という、このタイミングだったのでしょう?

15歳の歳の差があっても寄り添う田中さん夫婦を見て、気合を入れていたようだったので。

単純に「告白する」ことに、躊躇っていたというか勇気が出なかったというか、踏み出すのが難しかったのかもしれません。

気合を入れた千世ちゃんを見て、声をかけ損なった瀬尾さん。

彼女の表情に一瞬目を見張り、そしてまるで諦めたかのように、目を細めました。

千世ちゃんの決意が、伝わったのでしょうそして、覚悟を決めなくてはいけないことを、悟ったかに見えました。

瀬尾さんからは、千世ちゃんはどのように見えていたのでしょう。

自分に身体を開いてくれて、デートも楽しんでくれる彼女が—-自分のものになってくれるとは、微塵も思わなかったのでしょうか。

この辺りは、瀬尾さんの今までの恋模様が関わってくる?

瀬尾さんは、誰かと付き合っても必ず相手から別れ切り出される、という人物。

誰かに執着したことのない彼は、いつだってその別れをスルッと飲み込んできたのです。

例え自分の目から見る千世が、自分に好意的であったとしても、恋人として傍にいて貰える自信は無かったのかもしれません。

近未来的な工場夜景を見ながら、幻想的で映画のような景色の中で、瀬尾さんが切り出したのは、お別れだったのではと思います。

次を望む望む言葉には、未来が込められているはずなのに、どうにも未練の意味合いを強く感じてしまいました。

千世の決意を聞く前に、これまでの感謝を伝え、自ら幕を引くつもりだったのでは—-?

そんな彼の手を取って、赤い顔でけれど真っ直ぐに瞳を見つめてしっかりと、想いを届けたのは我らが千世ちゃんです。

結婚を前提に、というのは驚きましたけれど、千世ちゃん30歳、瀬尾さん45歳という年齢を考えれば、妥当なのかもしれません。

そして、やはりというかなんというか、お付き合いの申し込みをしたのは、千世ちゃんでした。

彼女の中では、お試し期間で試されていたのは、自分自身も同じだったのでしょう。

千世ちゃんの気持ちを探すための期間だったはずなのだから、本来彼女の答えは、瀬尾さんの告白に対する返事だったはずなのに。

彼女は自分の気持ちを見つけ、伝えて、そして彼に向けて真っ直ぐに、その気持ちを差し出しました。

どうか受け止ってほしい、受け止めてほしいと。

彼女の態度に、断られる不安さは滲んでいませんけれど、告白の返事を返している風にも見えませんでした。

その後、瀬尾さんが、宜しくお願いしますと、千世ちゃんの申し込みを受け入れていますしね。

告白をした側とされた側が、お試し期間を経て、入れ変わったんだなあと、面白かったです。

告白された後の瀬尾さんの反応、あまりに意外で、少し焦ってしまいました。

返事に困るみたいに、目を泳がせて顔は赤くて、言葉は辿々しくて。

てっきり、酷く幸せそうな満面の笑みが溢れるものと思っていましたから、意外な態度にハラハラ致しました。

千世ちゃんの選択は、彼の中で、表情も言葉も止まってしまうくらいには、意外なものだったのですね。

まあ、告白した際に駅で無視されてしまったことを考えれば、仕方ないかもしれませんけれど。

こうして考えると本当に、千世ちゃんの気持ちが180度回転しましたね、お試し期間万歳。

キリの良い終わりとなりましたが、これは作品として終わってしまうのでしょうか……?

もしそうならせめて、瀬尾さんが社長たちに、結末を報告する回だけでも、まだみていたいなあと思ってしまいます。

恋愛相談相談していたみたいですし、それなら千世ちゃんも先輩たちに報告しなきゃですね。

まだ、終わってほしくないなあと思いました。

全力で愛していいかな27巻まとめ

こちらでは27巻の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

全力で愛していいかな27巻まとめ
  • 千世に近寄ろうとしますが、気合を入れ直す彼女は決意を決めたようにも見える様子でした。
  • 夜になって、2人は工場夜景を眺めにきていました。夜景を見ながら、瀬尾さんはゆっくりと口を開きます。
  • 今日のデートの感謝を千世にして、瀬尾さんは、今日一日のことを振り返ります。
  • 千世は瀬尾さんにあなたのことが好きだと。そして千世は、瀬尾さんの手をとり、結婚を前提に、正式にお付き合いをしてください、と伝えます。
  • よろしくお願いします、と答え、2人手を繋いで、晴れて恋人同士となりました。

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