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「全力で愛していいかな」8巻あらすじ・ネタバレ勇気をだして

広告で大人気の漫画「全力で愛していいかな」の第8巻のあらすじと感想を紹介します。

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前巻のあらすじ

瀬尾 一愛(せお いちか)はある日、ひとりの女性に助けられます。

その女性こそ、千世でした。

突然のことに、お礼も言えなかったことを後悔し。

思いがけずに千世を見かけますが、話しかけるタイミングを逃します。

言いそびれたお礼を伝えるために、一愛がとった行動とは……?

全力で愛していいかな8巻あらすじ・ネタバレ

3度目の正直

一愛はついに、千世の職場をつきとめます。

しかし、いくらお礼を言いたいからといっても。

職場に行くのは迷惑だ、と考えます。

結局一愛は、千世を見かけたご飯屋さんで、彼女を待つことに決めました。

彼女が来るとは限りません。

一縷(いちる)の望みに、賭けたのです。

そうして、3日が経ちました。

時刻は、12時を回ったところ。

また彼女が来てくれたらと、いっそう強く願います。

思いを馳せた、その時。

店の外に、千世の姿を見つけます。

そしてなんと、千世は店に入ってきます。

思いがけない距離

チャンスだ、と。

一愛はカウンター席から、千世の様子を伺います。

タイミングを見て、今度こそ千世にお礼を言いたいのです。

一方、カウンター席に通された千世。

ふと立ち止まったかと思うと。

ちょこん、と一愛のとなりに座ります。

お、おとなり!?と、一愛は思わず前に向き直ります。

とてもじゃありませんが、千世の顔なんて見られません。

汗がドッとふき出し、鼓動が早鐘を打ち出します。

いきなりの超近距離に、一愛は戸惑うばかり。

まだ、心の準備ができていないのです。

どうしようどうしようと、焦りが募ります。

そうだお礼!と思い出しても。

今度は、なんて切り出せばいいんだろうと。

また、悩んでしまうのです。

一愛が百面相をしている内にも、時間は過ぎていきます。

そして、そんな一愛に千世が目を向けていたことに。

一愛は、気付きませんでした。

勇気をだして

カタと席を立つ音に、一愛は我にかえります。

気付けば、千世は出入り口に向かうところ。

そんなに時間経った?と、唖然とする一愛です。

しかし、行ってしまう!と。

すぐさま、千世を追いかけます。

彼女が走って行ってしまう前に、話しかけるのです。

すみません、少し宜しいですか、と。

息を切らした一愛が、千世を呼び止めます。

振り向いた千世は、一愛を見て、小さく目を開きました。

あ、やっぱり、という呟きとともに。

千世も、一愛に気付いてくれていたのです。

あの夜から、怪我の具合はどうですかと。

静かな様子で、一愛を気遣ってくれます。

一愛は、なんともいえない気持ちでした。

千世が、一愛を覚えてくれていたこと。

それだけのことが、なんだか多分途方もなく、うれしかったのです。

繋ぎとめる

ふいに、あ、と千世から声が上がります。

え?と、思わず聞き返す一愛。

時刻は、午後1時を回ったところ。

千世は、急いでいました。

あと15分で、休憩時間が終わってしまうのです。

一愛に断りを入れて、その場を立ち去ろうとします。

行かなくてはならないという、千世の言葉。

とっさのことに焦りながら、戸惑いながら。

一愛は、踏みだします。

この奇跡を、簡単に手放したくないのです。

明日またあのご飯屋さんに来ます!と。

飛びでた言葉に、瞬間。

千世の顔が、凍りついたように見えました。

一愛は、丁寧に言葉を繋ぎ直します。

お話ししたいことがあって、千世さえよければ時間をとってほしいと。

変に思われないように、迷惑にならないように、気を付けて。

しかし、上手く伝えられた気がしません。

ドキドキ、ドキドキという胸の音は、緊張からでしょうか、怖さからでしょうか。

ギュとこぶしを握りしめます。

すると千世は、微笑んでくれました。

花が綻ぶように、ふいに雰囲気が、柔らかくほどけるのです。

一愛のほほが、無意識に赤く染まります。

千世は一愛の誘いに、頷いてくれました。

分かりました、会いましょうと。

そのまま惚ける一愛に軽く会釈をして、立ち去っていきました。

千世のことを、好きなったのが。

その時からかは、分かりません。

一愛は、ただうれしかったのです。

お礼こそ言えませんでしたが、彼女を繋ぎとめることができました。

また彼女と、会うことができるのです。

なぜこんなに熱いのでしょう。

また千世に会うために必死になった心も、未だに火照りの治らないほほも。

その理由は一愛でさえ、まだ分かっていないのでした。

おじさんの懺悔(ざんげ)

時は戻って、千世と一夜をともにした後のこと。

一愛は、職場でひざまずいて。

懺悔をしておりました。

ひざまずく先には、仕事仲間の潤。

キーボードを動かす手を止めずに、一愛の話を聞いておりました。

そして、淡々とした様子で、これまでの感想を述べていきます。

ここ3ヶ月の間に、一愛から聞いた話。

あまりにも乙女的で、お花畑思考の恋バナです。

それを考えれば、あまりにも急展開な話。

ですが、お互いに了承して、ホテルに連れ込み、朝チュンしたという方が。

納得も安心もできるというものです。

瀬尾さんも男だったのだと。

言い切った潤の言葉に被せるように。

一愛は必死で、違うのだと言います。

祈るように手を組みながら、強く目を瞑って。

本当に本当に、一愛に千世をどうにかするつもりなんてなかったのだと。

信じてください!と。

千世への想いは純粋だと、信じてもらうのに必死な一愛なのでした。

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全力で愛していいかな8巻を読んだ感想

千世ちゃんの表情に気をつけて、描かれていた回だなあという印象でした。

千世ちゃんの表情だけが、綺麗に切り取られたコマが、いくつか出てきて。

彼女の些細な心の動きの、重要な回だったなあと思います。

瀬尾さんが、どうやって千世ちゃんの職場を探し当てたのかは。

隠されたままでしたね。

不穏さが残るのような、流れてくれてホッとしたような心地です。

その後の、瀬尾さんの選択にはときめきました。

待ち続ける、1度見かけただけで、会えるとも分からない人を。

賛否両論、分かれるんだろうなあと思います。

私は、好きです。

自分で行動した積極性がありつつ、相手に直接関わりに行かないあたり、消極的でもあって。

ただ、自己満足のためだけの行為で。

相手が拒絶しなければ、誰かに迷惑をかけたわけでもないのでなければ。

想い人を待ち続けるという行為は、素敵なものとして受け入れられてほしいなあと思います。

千世ちゃんのお昼時間は、定期的ですね。

12時過ぎから、午後13時15分くらいまで。

作品のところどころに、時計がよく描かれるなと思います。

カウンター席で一緒になった際。

右往左往する瀬尾さんはともかく。

千世ちゃんが、気になりました。

瀬尾さんに、気付いていましたね。

けれど勿論、話しかけることもなく。

怪我の具合が、気になったのでしょうか。

瀬尾さんが呼び止めた時の。

振り向いた千世ちゃんのカットが、ズルい。

さりげない感じが、増して格好よかった。

瀬尾さんの、辿々しい約束が、素敵でした。

熱くなれずにフラれていた瀬尾さんが。

息を切らして追いかけて、上手く出てこない言葉を繋いででも。

繋ぎとめておきたいと願った、千世ちゃんとの「また」。

千世ちゃんも、やさしいのですね。

多分、男性関係で何かあったのでしょう。

瀬尾さんのご飯の誘いに、一瞬凍りついた表情。

一瞬ながら、決定的で。

見事な描き方だなあと思いました。

そして千世ちゃんの去り際が!

格好よすぎるんですよ、さりげなさ過ぎるんですよ。

瀬尾さんの気持ちへの、共感が止まらないような気が致します。

あんな格好いいのに、どこか人に寄りかかるのに躊躇い(ためらい)があるような子。

全力で甘やかすしかないなと思います。

最後、面白かったですね。

瀬尾さんの職場での、お仕事しない瀬尾さんのご様子。

口調も女性のように柔らかな調子で、素の瀬尾さんへの期待が高まります。

全力で愛していいかな8巻まとめ

こちらでは8巻の展開・あらすじを紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・・

全力で愛していいかな8巻まとめ
  • 瀬尾さんは千世の職場をつきとめますが、ご飯屋さんで千世を待つことに決めました。3日が経ち、千世を見つけ店に入ってきました。
  • 千世は瀬尾さんのとなりに座ります。瀬尾さんは戸惑いますが、時間は過ぎていきます。
  • 千世が出入り口に向かうところを追いかけて呼び止めます。千世も、瀬尾さんに気付いて、怪我の具合はどうですかと、気遣ってくれました。
  • 千世が時刻に気付き、その場を立ち去ろうとすると、瀬尾さんはご飯屋さんでお話ししたいことがあると千世に伝えます。すると頷きました。
  • 千世と一夜をともにした後、瀬尾さんは職場でひざまずいて、懺悔をしていました。仕事仲間の潤が話を聞きて、瀬尾さんと千世のこれまでの感想を述べています。

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